alt Re: えるえるえ〜る ( No.24 )

日時: 2007/09/02 21:51
名前: OKI

2章 
第2話(第15話)「変化?」
*主人公の視点重視で文章綴ってます

「・・・・くっ一体何がどうなったんだよっ」

強烈な光に視界を奪われていたが、その視界も回復した・・・
そして、使えるようになった眼を使い、あたりを見渡した、光が放たれる前と何も変わってない様子だった・・・

「皆はっ!?歩ーーっ!えみるーっ!リリーっ!モーチルーーっ!!」

あれだけ強烈な光を放ったに言うのに何もなかった事が恐ろしく感じた、その出てきた恐怖から覚えた不安、俺はソレを全て口に出した

「おにいちゃ〜〜ん」

「せんぱ〜〜い」

どこからか聞こえてくる俺を呼ぶ声、俺の叫びは呼んだ人全員に聞こえていたようだ、全員無事みたいだ、皆が俺の元へと走りよってくる

「皆無事かっ!」

「うん」

「先輩は?」

「俺は見ての通りさ」

「なんだ、ケガすらないんだ、つまんな〜い」

「おいっ!!無事再会できたってぇのに、言うにことかいて、ソレかよツンデレっっ!!」

「だから、そのツンデレって何よ?まぁいいけど〜それより死体になってなくて良かったじゃないアンタ」
コイツ・・・!!けど、モーチルはモーチルなりに心配してくれたのか?

「・・おう」

「それで、魔王はどうしたの〜?」

「見事に逃げられたぜ」

「自信満々に言わないでよね」

「まぁ、そう言うなっ悪役は『逃げ足が速い』はセオリーだからなっ所でお前らはどこで何してたんだよ?俺と一緒に魔王の元へと向かったはずだったじゃん?」
全員方向音痴だったってオチか?

「それが、わっかんないんだよ〜〜いきなり魔術師が降って来たって思ったらさ〜人生の壁みたいなのに思いっきりブチ当たって〜」

「・・あ〜壁にぶつかっても挫折せず強く生きろよ?えみる?」

「人生の壁じゃなくて見えない壁だよっ!えみるっ!」

「一度言ってみたかったんだよね〜コレ」
そう言ってえみるはウインクして親指を立ててグッと感じでキメポーズ・・・微妙に古くないか?ソレ

「見えない壁じゃなくっ単なる魔術よっ!バリアっていう名の単なるま・じゅ・ちゅっ!あっ!」
まさか噛みそうにない所で噛むとはっ!
赤面するツンデレ(モーチル)が予想以上に可愛いらしいっ!
皆はその可愛い展開に笑いをくらえていた、勿論俺もその一人

「ぷっくくっ!んでぇ皆はそのバリアのま・じゅ・ちゅに大苦戦してたってワケか?」

「プッククっちょっとお兄ちゃ〜ん、まじゅちゅってっアハハ」

「そっそうよっ!それと笑うなぁーーバカにするなぁーー!!」
からがい甲斐のあるちるるん(モーチル)ちゃんだな〜
そういえば、コイツエリートマジカルさんじゃなかったっけ?自称だけど・・・

「あっれ〜そういや、確かちるるんはまじゅつっじゃなかったまじゅちゅしのエリートさんじゃなかったっけ〜?だったらまじゅちゅに関してはって・・」

バチバチババチ・・・

モーチルの腕全体が青白くバチバチと光っていた

「おいっ何だその視覚化できてる程の静電気はっ!」
俺は本能的に『ヤバイッ!!すっげーアイツ怒っているっ!』と思い、少しはなだめようとしたのだが・・・もう・・

「うるさぁあああい!!だまれぇーーっバカァーーー!!」

ドゴーーーン

「ギャぁあああああーーーーーーーーー」
遅かった・・・

「おにいちゃーーーん!」

「せんぱーーーいっ!!」

「・・・・ちーん・・・・」
モーチルの怒りの雷撃まじゅちゅをマトモに喰らい俺は気絶した
そして皆と再会後ロリロリが初めて放った言葉は『ちーん』だった

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「んっ・・・あっくっわぁ〜〜あぁと・・宿屋か、そっかあのまま気絶したからココにレッカーされたワケだ、俺」
俺は目を覚まし、あくびした後、あたりを見わたした、昨日泊まった宿屋と部屋作りが一緒だったから、ココがマヤネカの街の宿屋だと即気づいた

シャッ・・
俺は閉めてあったカーテンを勢い良くあけると、目の前に映る空は夕暮れ時って感じだった

「もう夕暮れ時かよ・・・」
そうと分かった瞬間

ぐぅ〜〜
俺のハラヘリサインが鳴り響く

「・・・ハラ減ったな、メシにすっかな」
俺は部屋から出て、メシを求めて食堂へと入った、ソコには談笑している仲間達が見えた、俺はその中に割って入る事にした

「全員綺麗にそろってんなぁ〜関心関心」

「あっお兄ちゃんおはよ〜」

「あっせんぱ〜いおはよ〜〜っす」

「・・・・ぉ・・・・・」
一応ロリロリも「おはよ」って言ってくれたみたいだな

「おうっ!おはよーさんっ!」

「おはよっイイ夢は見れた〜?」
ソッコー嫌味かよツンデレっ

「おかげさまでね」
秘技「嫌味返しっ!」・・・技にまで昇華させるモノじゃねぇんだけどなぁ・・・

ガタッドス
俺はイスにどっかりと座った後、店員にステーキ定食を注文した

「お兄ちゃん、またステーキ定食〜?たまにはステーキ定食以外も食べないと栄養偏るよ〜?」

「ん〜まぁ一番無難だからな〜値段の割りに量多いし」

「そうかもしれないけど〜」
その兄妹の会話に真っ先に反応したのはえみるだった

「せんぱい、好き嫌いとか多いの〜?肉好き〜?」

「んぁ?いきなり何だよ?えみる?」

「いいからっいいから〜」

「ん〜、まぁ、好き嫌いは特にねぇかな、肉好きかと言われると好きだけど、一番好きなのは・・」

「女好き?」

「そうそうそうっ!ソレよっ!!ソレっ!!って違うっつのっ!好きな食べ物の話じゃなかったのか!?女は食料扱いか!?俺はどこぞの食人族かよ!?」

ダンッ!!

体をオーバーリアクションさせてテーブルを叩いてまでの久々のノリツッコミ
けど、否定できるような否定できないような・・・自分でも女好きって言ったからなぁ〜

「違うの?お兄ちゃん」
おいおいおいっ!食人族な兄を持ちたかったのかい?マイシスター?しかし、これも『違うの?』と言われると否定できるような否定できないような・・

「違うわっ!俺が一番好きなのは『可愛い娘ちゃんの手作り弁当なら何でも』だ」
手作り一番、愛情万歳っ!おかしくないよな?本当にそう思っているし・・・

「えっ!?キモォッ!!!」

「・・・頼むから『うわっキモッ!』って顔したままにならないでください、お願いします」
何故か丁寧口調、そしてツンデレっ!そこまでストレートに言わなくて良いだろがっ!予想してたとは言えっ!そう言われるとつらいものはツライんだっつ〜の!
それに比べ、ロリロリは無反応〜良い娘だな〜後で頭なで・・
って
あっ!今『キモっ!』て顔しやがったっ!反応遅っ!

「良かった〜だったらだったらさ〜ボクアキラの好物にぴったりだよね〜」

「はぁ?」

「だぁかぁらぁ〜可愛い娘ちゃんなボクがおべんと作ってあげよっか〜?って事〜」
今この娘自分の事『可愛い娘ちゃん』言いました?

「はっ?」

「えっ?」

「はぁ?」

「なっなんだよっなんだよ〜その意外そうな顔〜ボクだってお料理ぐらいちゃぁ〜んとできるんだから〜〜」

そう言って両手を縦方向にぶんぶん手を振り回すえみる
料理うんぬんというより、自分を可愛い娘ちゃん宣言の方の反応がほとんどじゃないのか?
いや、料理できるっつ〜のも意外と言えば意外なんだけどさ

「・・・あ・・・」

くいくい

「んぁ?」
ロリロリが俺の服をくいくいと引っ張ってきた

「コレ・・・」
そういうとロリロリは何かのちらしを俺の目の前に差し出した

「ん〜なになに?料理コンテストォ?と審査員のバイト募集〜?」

「あっいつのまに〜返して〜っよっと」
バッ サッ
えみるがちらしをとろうとしたので、俺はサッとチラシを持った方の手をモーチルの方へと動かした

「ん〜?はっは〜んなるほどね〜〜」

「どうしたの?ちるちるちゃん?」

「えみるぅ、アンタこのバカ(クロノ)を料理の実験台にしようとしたんでしょ〜?」

「んなっ!?」

「あっちゃ〜バレたか〜えへへ〜」

「本日一番のナイススマイルでさわやかに言うなっ!!」
危うく明日が命日に・・・いやっ流石におおげさ過ぎたな・・・過ぎたん・・だよな?

「料理コンテストか〜私も参加してみようかな〜」

「おっ珍しく乗り気っすね〜えみる選手〜」

「ふ〜ん、歩も出るんだ?一番のライバルになりそうね」

「そうなるね〜けど、ボクは負っけないよ〜」
な〜んか盛り上がっているな〜女性陣、てか、モーチルの言い方が気になる・・・もしかして、あのツンデレ・・

「ま、チルが出れば優勝間違いなしよっ!だから、歩もえみるも出なくてもチルが優勝してあげるからっ!」

「・・・」

「・・・ぇ?」

「はぁ・・・やっぱなぁ・・」
出る気マンマンな発言だったよな〜アレ・・・
チルちゃん優勝宣言後、言い争いになったのは言うまでもない・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・パタン
ボフっ
言い争う女性陣をなだめるためムダに疲れた俺は、水浴びを終えた後、ベットに顔からダイブした

「はぁ〜〜疲れた〜」
そのまま俺は目を閉じ、そのまま夢の世界へと行く予定だったのだが・・

コンっコンっ!!

ドアをノックする音に俺の目は覚まされた

「んぁ?こんな時に誰だよ?」

コンコンコンコンッ!

再びドアをノックする音、さっきより、回数が多いうえに、早い

「そう、せっかちさんにならなくてもちゃんと開けてやるって」

ガチャ

「はいはい、おまっとさんっ!」
俺はしぶしぶ、起き上がり、ドアを開けた、開けた瞬間

ガバッ

「うぉっ!って!ロリロリっ!」
ノックしてた相手はロリロリだったようだ、開けた瞬間俺に抱きついてきた・・・いや、しがみついてきた
まるで、怖い目にあって怯える子供のように
ロリロリの目は涙でにじみ、『うりゅうりゅ』っとしていて、ただでさえ幼女なのに、更に幼く見えたせいか普段より可愛いく感じた

「どうしたんだよ?もしかして、一人で眠るのが怖いとか?だったら、俺が添い寝してあげてもいいぜ?」
いつもより、幼く見えたので、子供扱いしてみた、勿論冗談だった
冗談のつもりだったのだが・・・

「・・・・・いいの?」
いいのぉ!!?

まさかの嬉しい展開だっ!しかし、一体どうしちまったんだ?ロリロリ?

トテテッボフっバサっ

じーーー

色々考えている間に、ロリロリだけ、早足で移動し、俺のベッドへとダイブ、ふとんにくるまり、俺を見ている、その目はやはりわずかに涙目で『うりゅうりゅ』していた

「・・・頼むからそんな目で見ないでください」
何故か敬語でロリロリにお願いしたのは、理性を保つためだ、夜、突然添い寝を求める女の子が来たならやる事は・・・『自重します』だな
ただ、それができるか危ういワケでして・・・

バサッ

ロリロリはくるまっていたふとんをくるまる前の状態に戻すと、横になった後にふとんを被った
これで『うりゅうりゅ』されてないので、少しは潜入しやすくなった

バサックルッ

「うっ!!!」

「・・?」

俺はロリロリが被っているふとん内部へとに潜入、横になり、首をロリロリの方向へと向けると・・・
予想以上に超近所だった・・・
吐息はかかり放題、甘い女の子のニオイ嗅ぎ放題、俺の理性も崩れ放題っし放題っ!
そんなご近所なのに、相変わらずのうりゅ眼(涙目)でこっちを見つめている
我慢できるか?いや、できねぇ、いやいやいやっ諦めるの早すぎだろっ!もちっと頑張れ俺っ!

理性との葛藤の中、俺の崩れ放題気味な理性がとった行動は・・

スッ・・・カチッ

フッ

俺はランプの火を消した・・・ランプと言ってもどうやら形だけでスイッチ式ライトみたいな感じで手をのばして電源をONからOFFにするだけで消えた

俺の理性さんの出した結論は
『うりゅ眼を見るのがヤバイなら、見えなくすれば、イイっ!』だった

ただ、この行動からあんな事になるなんてなぁ・・・今の俺には想像すらできなかった

「さぁ、寝よう・・」
言葉を全て言い切る前に・・

「いやぁーーーーーーー!!」

「うぉわぁっ!!」
ロリロリの初悲鳴
ちょっと待てっ!俺まだ何もしてないぞ!?

「うぇええ〜〜〜んこわぁ〜〜〜〜い〜〜」

「おぃっ!?どうした!?ロリロリっ!?」
しかもっ!泣き出しちゃったよ!?一体どうしたってんだ!?

「くらぁああ〜〜〜〜い〜〜〜〜うえぇぇ〜〜〜〜ん」

「えっ?Cry?」

「うえぇえ〜〜〜〜〜〜んくらぁあい〜〜〜こわ〜〜い〜〜〜」

「もしかして・・・」

スッ・・・カチッ

パッ

俺はOFFにしたランプの電源をONにした、部屋は明るくなったし、俺のボケは完全に流された
そして明るくなった途端、ロリロリが『ふぁっ』っと言って泣き叫ぶ悲鳴も止んだのだが・・・

「暗所きょうふしょ・・ぐぉっ!?」

「ダメーーーー!!見ないでーーーっ!」
そう言って、ロリロリは手で俺の眼をふさごうとしたのだが、片手だけでは完全に塞げていない・・
塞ぎきれてない視界に移ったのは・・・

「みっ!みっ!ミミガー!じゃなかったっ!!耳がっ!?耳がっ!!」
獣耳が萌えっ!な娘になったロリロリだった

「ふぁっ!みっ見ないでーーーーーー見ないでぇーーー」

「どうなってんだよ!?いつから、そんな獣耳萌えっ娘になったんだよ!?・・・いや、うんっソレ大歓迎だけど・・」

「ぐす・・・ホント?ホントに大歓迎?・・・いじめたりしない?閉じ込めたりしない?追い出したりしない?売り飛ばしたりしない?」

「しないしないっつ〜かさ、何でいきなり、いじめるとかだのの話になるんだ?」

「だって・・・見た目、変だし、コウモリに半獣化しちゃっうなんて・・・そんなのおかしいもん・・・だから・・・またいじめられると思って・・・」
ロリロリはビクビクぐすぐすしながらそう答えた

「・・・・」
なるほどね、そういう事か・・・獣化してしまった事で、いや、昔は制御できずロリロリは常に獣化してたのかもしれないな、だから、その見た目でいじめられたり、酷い事をされたりしたのだろう・・・
誰だって、自分が定めた『普通』と違うと恐れたりして嫌うもんだ、特に体の作り、見た目が違ったり、他種族とかならなおさらだ
そんな辛い過去から心を閉ざし、無口になったのかもしれない・・・

俺は今のロリロリが『本当のロロー・リリー』だと確信した、そして・・・

「ふぁっ!!」
俺はロリロリへと手を伸ばす、ロリロリは短い悲鳴と共に眼を閉じビクっとした
俺が手を伸ばしただけの行動が『いじめられる』と思いおびえているのだろうな・・・
だが、俺はそんな事しない、俺が手を伸ばした理由・・・
それは・・・ロリロリを安心させるため

ポンっなでなでなで・・・

「ロリロリ、例え、全世界の人が『ロロー・リリー』をおかしな存在だと認め嫌おうとも、俺だけは絶対に嫌わない!ただ、見た目が変わっただけであって、確かに『ロリロリ』は変わらずココにいる、何もおかしな所なんてない、俺はおかしな事を言ってるか?」
俺はロリロリの頭をなでて、今思っている事を正直に話した

「ぐす・・・ホント?ホントに・・そう思ってる?」

「勿論っ!当たり前だろ?」

「・・・私自身もおかしいと思って嫌っていても?」

「言っただろ?全世界の人が嫌おうとも、その中にロリロリがいようとも、俺だけは絶対に嫌わないって」

「うっ・・・ぐす・・」
節目がちにしてたロリロリが、顔を上げ、微笑む俺と眼を合わした

「あぁっああああーーーーーーーーーーーーー」

ガバッ

今まで表に出すのを我慢してきた感情全て吐き出すように、言葉にならなら程、泣き叫ぶロリロリは俺にしがみついてきた・・・

落ち着くまでずっとこうしてるよ
俺はロリロリの頭をやさしくなで続けた、ロリロリが俺の腕の中で泣き止むまで・・・

ずっと・・・

続く


なんか「これなんてギャルゲー?」的展開になってしまったような・・・それでもがんばろ
メンテ