alt Re: えるえるえ〜る ( No.23 )

日時: 2007/08/26 22:40
名前: OKI

第2章「正義の見方」

2章 第1話(第14話)「アホ魔王とエグ男となんか凄い光」
*主人公の視点重視で文章綴ってます。

向かった先は魔王が浮いてる所、俺は真っ先にその地点に到着し、魔王を見るため上を向いたっ!
どうやって浮いているのか魔族なんだし翼でも生えているんだろうな〜と予想していた・・・つ〜かソレが普通だと思う・・・

「お前はスタントマンかっ!!」
もしくは、ジャ○ーズかっ!!
ワイヤーアクションのごとくぶらさがっていた魔王がいた、しかも安定性が悪いタイプ、さながら、一人バンジー後のようで凄いびよんびよんと上げ降りしていた・・・つ〜かワイヤーじゃなくゴム製?

「威厳がまったく感じられねぇ・・・」
そもそもコイツコンビニバイト店員だったっけ・・・はな(最初)から
そんなもんはなかったんだったな・・・

「せ〜〜のっ!だっっ!!」
ボゴォン
俺はブレイバーの特殊能力の「爆破」を発動、その推進力を使って大きくジャンプッ!ついでに魔王をどこからつるしてるのかわからねぇワイヤーを切り落とした

「うわぁあああああああっ」
まっさかさまに落ちる魔王、これでトマト(落下死)にしてくれればこれほど楽なもんはねぇんだけどな・・・

「くっ」
めきっめきめきぃっ!ぶわさぁっ!!
「ふぅ・・・危なかった・・・」
魔王は背中から痛々しい音を奏でながら、翼を出した

「飛べんのかよっ!?」
「あっいや〜スイマセン・・・これを出す時結構痛いので・・・」
「あ〜そうなん?まぁ、いいや・・・え〜と・・・」
魔王のクセに丁寧口調・・・さすが、コンビニアルバイターだなぁ・・・う〜む・・・
調子を狂わさせた俺は落下しながら次の言葉を捜していた・・・

「何故ワイヤーを切り落としたんですか?」
うっわぁ・・・普通に質問された・・・ますます調子が狂う・・・
俺は調子が狂ったまま地面に見事着地した

「ん〜アレだ、アレっそう!アレだよアレ!!」
「アレ?」
「そうっ!なんだぁ〜〜あ〜なんか可哀想に見えたからだ!」
ウソはついてないぞっ!たぶんだけど・・

「ボクが可哀想・・・?バンジー用のゴムがいけなかったのかなぁ・・・やっぱりあの場合ワイヤーで・・・ブツブツ」
うわぁ真剣に悩めるお年頃な魔王なのか?コイツ・・・
そもそもコイツ何歳なんだ?見た目だと金髪が綺麗でソレがよく似合う美しい青い瞳にお人よしそうで割りとイケメンで中性的なショタ野郎なんだが・・・
つ〜か、コイツ女だったら俺口説いてかも・・・
そうなると魔王を倒す勇者である俺と魔王ご本人の敵対する者どうしの禁断の愛物語がドロドロと・・
って何考えてんだ俺?
魔王の独特の負オーラに当てられたのか?
「・・・」
いらん事ばかり考え始めた俺と魔王、その沈黙をやぶったのは魔王の言葉からだった

「やっぱり高くてもワイヤーの方が良かったですかね?」
「いやいやいやっ知らんからっ!まぁけど、ワイヤーの方がぁ・・ってつ〜か質問っ!どっからバンジーゴム出してたんだよ?」
「えっ?それは魔法ですよ」
魔法ねぇ・・・物質を召喚できる魔法でも使ったのか?だったら・・
「ふ〜ん、魔法ねぇ〜それで空飛んでる風に見せたり、実際飛んだりできねぇのか?」
「ああっ!!えっと・・・その・・・」
驚いた後、赤面する魔王・・・これからアホ魔王って呼んでいい?いやもう、アホ魔王決定な

「あと、そのさっき出した羽はダテか?ソレで飛べばいいんじゃねぇのか?」
「あああっ!!!」
またまた驚くアホ魔王・・ヤツの脳みそはダテか?

「たくっ、羽出したらタダだし・・それに・・・」
「それに・・・?」
俺は魔王がさっき出した羽をジロジロ見たりしてみた・・なんというか貫禄とか威厳ありそうな形なんだが・・・いかんせん持ち主がショタ魔王じゃなぁ・・いや、そのギャップがイイのかもしれないな・・・

「なかなか威厳あるイイ羽持ってんだから、ソレ使わないのはタナカの持ち腐れだぜ?」
「えっホントですか〜!威厳ありますか〜?」
眼をキラキラさせて本日一番のナイススマーイル、男から見ても可愛く思える・・・その分女だったらな〜とマジで思う
つ〜かタナカのボケは完全に無視か?

「おうっ!ありまくりだっ!そんな立派かもしれないような羽出して『我は魔王なり〜』なんて言われた日にゃぁ、誰もがひざまくらするぞ?」
「えええ〜〜そんな〜〜でも〜ホント〜そうなったらどうしよ〜〜」
うっわぁ〜〜!赤面して頬に手を当てて首とかブンブン左右にふって動くなんてブリッコっぽい動き初めてみた・・
つ〜かやっぱボケはシカトかよ?『ひざまづくならともかく何でひざまくらっ!?』みたいなツッコミ期待してたのに・・

「まっそういう事だ羽出して胸はって前を見ろっそうすりゃぁ威厳が2倍増しで誰もがお前を魔王と思わなくもない時代が来るはずだ」
「羽を出して胸をはって前を見れば威厳が2倍増しするのですね!よぉ〜し明日から実践してみます!!」
最初から「0」な威厳だから『×2』にしても「0」なワケなんだがな・・・

「おうっそうだっ!羽は出せっ!胸をはれっ!前を見ろっ!ときおり上目使いも忘れるなっ!これでお前も明日から今日○らマ王だっ!」
「はいっ!頑張ります!」
明日魔王なら、今日のお前は魔王じゃないのか?

「けど・・・ホントにボクなんかに、魔王としての威厳が出せるかな・・」
「んだよ〜頑張りますっ!言ったの即前言撤回か?『せ〜のギブアプ』かぁ?」
「いえ、ソレは撤回しません、ただ・・・ボクより妹の方が・・・魔王らしいというか・・・なんていうか・・・」
「妹がいたのか?」
「はい、妹がいます・・・ボクの妹は・・」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・なんです
魔王いわくっだ
妹はワガママで魔法の力でやりたい放題するそうだ、そしてやりたい放題した妹の責任を兄である、魔王が請け負っていて、コンビニでバイトするなり、新聞配達するなりして妹によって被害者になった人達に謝罪と謝罪金を支払っているらしい・・
すっかり忘れていた『魔石』についても妹が私物化してるらしい・・
『魔石』については良くわからなかったが、ただ、わかった事は『昔はあんな娘じゃなかったのに・・・』を通算13回ぐらい言うあたり、妹は昔は良い娘だったらしい・・・ぐらいだ
目的の魔石は妹の手の中・・つ〜ことは魔王の妹がラスボス?

「そっかぁ〜苦労してるんだなぁ・・」
「そうなんですよ〜昔はあんな娘じゃなかったのに・・・一体何があったのでしょうか・・」
通算14回目だぞ?そのセリフっまぁ、俺の方のセリフも通算14回目なワケだが・・

ビュワッ!タッ!
「どわっ!」
突然真上から影が降りてきたっその突然の出来事に驚き、俺は飛び退いた、俺が飛び退く前の位置に降りてきた影が正体を現した

「・・・魔族か?」
影の正体、それは赤い瞳に赤い髪、背中にはいかつい羽の生えた眼つき悪い筋肉質で暑苦しそうな男だった

「おい、レアル〜戯れがすぎたんじゃねぇのか〜?」
「えっえっとあの・・その・・・ゴメンナサイ・・」
「たくっ魔王なんだから、もちっと自覚しろよ!じ・か・く!」
「すっすみません・・・」
ん〜なんか一応魔王が上司でなんか赤い奴が部下なんだろうけど、明らかに逆転してて魔王が縮こまってんなぁ・・・
もうなんか上司と部下というより、『ジャイ○ン』(いじっめっこ)と『の○た』(いじめられっこ)みたいだ・・・

「あ〜そうそう、こっちは準備万端だから、いつでも発動できっぞ」
「あっそうですか、わかりました」
「ところで・・」
そうなんか赤い奴が言うとこっちをにらんできた、間違いなく喧嘩売ってるような態度だ

「あの人間殺らないのか?アレだったら俺が殺って・・」
「いえ、すぐ発動しますので、一足先にエグゼグシオンは転移魔法でレアパレスへ戻ってください」
あのなんか赤い奴はエグゼクシオンって言う名前なのか〜えらい覚えにくい奴だな、今後エグ男と呼ぶかなっうん、決めたかたくなにエグ男と呼ぼう

「へいへ〜い、つ〜わけだ、命拾いしたなぁ人間よぉ」
そう言うとまた、俺の方向へとにへらとしてにらんでくるエグ男
「あっ何?命拾い?あぁそりゃアンタの事か?」
喧嘩売ってるエグ男の態度に俺は漏れなく買ってやる事にした

「あぁぁっ!?てめぇ今棺桶に首つっこんだぞ!?てめぇっ!!」
わかりやすい程キレてんな〜
「そういうアンタは今骨壷になったぞ?エグ男」
「はぁあああっ!??てんめぇええっ!!殺す殺すころぉぉす!!ぶっころぉぉす!!」
「どうせ吼えるんならバリエーション多く吼えろよなっ来いっ!ブレイ・・」
「やめてくださいっ!!!」
殺り合う気満々で俺は天召器を出そうとしたのだが、魔王の叫びで中断されてしまった、エグ男もまた魔王の叫びで動きが止まっていた

「・・・ちっマジ命拾いしたな人間、じゃぁなっ」
バサバサ〜バササ〜
エグ男は羽を広げ飛んでいった、転移魔法はどうした?と思った時
「次あったら、マジ消し炭にしてやっからなっ!覚悟しとけっ!人間っ!」
悪者らしい、捨てセリフを吐いて、どこかへ消えていったエグ男、アレが転移魔法か?つ〜か何で飛んだんだ?
しかし、どうせ悪者なら『バイバ○キ〜ン』とか言ってきえりゃぁベストだったんだけどな〜

「っと、アレ?アホ魔王は?」
エグ男に気を取られすぎて、逃がしてしまったらしい
「はぁ・・逃げ足早ぇなあのア・・」
「アホ魔王〜」と言葉を言おうとした時っ

カッ!!

「!!?」
俺の視界の全てが白い光に覆われた

続く

必要ないかもしれないネタ解説↓

ジャ○ーズ→ジュニアが多く、かなり有名、ライブでは結構ワイヤーを使って宙に舞ったりする

今日○らマ王→そういうタイトルの漫画があり、割りと有名、アニメ化だけなくゲーム化もした

「せ〜のギブアップ」→夜にやっているぷっすまという番組で、割と良く聞く言葉

ジャイ○ンとの○た→日本に代表されるいじめっこといじめられっこ、かなり有名で知らない人がいると記憶障害なのではないか?と疑われる程このキャラクターを知らない人はいないと思われる

『バイバ○キ〜ン』→言わずと知れた、どっかへ消える際に言う、名セリフ、実際日常生活で使う人は少ないが、凄く有名な言葉
メンテ