alt Re: えるえるえ〜る ( No.21 )

日時: 2007/05/10 13:32
名前: OKI

第12話「ツンツンロリ・モーチル」

「変わった名前な神様だな」
「まぁ、意味があるんですよ」
「意味?」
「はい、エルは『神』という意味で、エルエルとなると『神々』という意味になります、そしてエールは『加護』や『援助』となります」
「え〜と・・・・・」
「言葉を付け足して『神々の加護を得た者』という意味としてなら納得できるかと」
「あ〜なるほどな〜・・・けど、もちっとマシな名前考えられなかったのか?」
「え〜と・・・一説によると、エルエルエール自身が自らを『エルエルエール』と名乗ったそうなので、この名前なんです」
「ふ〜ん」
「あっすっかり忘れてました、今、紅茶のおかわり入れてきますね〜」
「あ〜お〜う頼むわ〜」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
俺は紅茶のおかわりを飲み干した後、どこぞの教会から出て、メガネっ娘と別れた、集合場所である宿屋へと向かった


その数時間前・・・ロリロリは新たなチャンピオンになろうとしていた・・・

もぐもぐもぐもぐ・・・

ケーキ大食い大会に出場しているロリロリはウェデイングケーキ以上ある巨大ケーキを食べ初めていた

「ふふんったかがこんぐらいのケーキなんて今日チャンピオンになるチルならあっという間なんだからっ!」
そうお菓子なだけにおかしな事を言った少女が得意げに何かを取り出した、
ロリロリは赤い髪のツインテールにもみ上げは巻き髪、赤い瞳、ヘソだしルックに学生服のようなミニスカート、身長よりも長い濃い茶色のマントを着ている自分の事を『チル』と言っている少女を眺めながらケーキを食べている

「コレで完璧よっ」
少女は白い粉をケーキにぶちまけた、
それは砂糖だ、ただでさえ甘いのに、更に甘くしたのだから、おかしい程大きなお菓子の前に頭がおかしくなったのかもしれない・・・
巨大なチョコレートケーキは砂糖で白くなった、アホほどぶちまけたのが良くわかるぐらい茶色だったケーキは白くなった

「・・・・」
カチャカチャ
幸せそうにケーキを食べていたロリロリが一皿いっぱいにうまるまでのケーキを巨大ケーキから切り分けた

そして・・・

「・・・邪道・・・」
ブンッ 
バン

「もべっ!!〜〜〜〜っちょっとっ!アンタッ!いっきなり何すんのよっ!?」
ロリロリはケーキを『チル』と名乗る少女目掛けて投げた、投げたケーキは見事に少女の顔面にクリーンヒットした

「完成している・・・ケーキに砂糖かけるなんて邪道・・・」
「そっちがその気ならぁ〜〜〜っ どぇいっ!」
ロリロリの忠告を無視(実際は聞き取れてなかったのだろう)し、少女も今食べてたケーキをロリロリ目掛けて投げた

ブンっ
「・・・このまま食べるのがい・・・
バン
「ちばぶっ!・・・・・・・・・」
「アハハハハッッ」
「・・・・・・・・・・・・・・・」
ロリロリは小刻みに震えていた・・・怒りからだろう・・・

カチャカチャ
ロリロリは皿からはみ出すギリギリまでの大きさのケーキを巨大ケーキから切り取った・・・そして・・・
ブン
投げた

バン
見事にまた笑っている少女の顔にクリーンヒットした

「アハハ〜バべッ 〜〜〜〜〜っ!むっきぃ〜〜〜倍返ししてやるんだからっ!!」

この後、ロリロリと少女のパイ投げ合戦が始まった・・・途中ロリロリを応援していた歩が仲裁に入ったが・・・歩すら巻き込んで被害は尚更大きくなるのだった・・・

結局の所、パイ投げに参加しなかったどこぞの民間人選手が優勝賞金を手にしていた・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「さぁ〜てメシだっメシメシ〜」
腹をすかせた俺は宿屋(集合場所)に向かった

「おにいちゃ〜ん」
「・・・・」
ヒラヒラ
ロリロリは手を振っていた

「お〜う、何だもう来てたのか?早いな」
ガタッ

「ご注文はお決まりですか〜?」
俺が座った瞬間、店員が営業スマイルで話かけてきた

「とりあえず水な」
「はい、かしこまりました〜人数の方は?」
「え〜とイチ、ニィ、サン、シィ」
俺は指さしながら人数を数えた自分を含めて・・・

「はい、イチ、ニィ、サン、シィ」
はい、もう一度
「え〜お客様・・・?」
「はい、イチ、ニィ、サン、シィ・・増えてるやんっ!!!」
「ええっ!?」
「っ!?」 ビクッ
「っ!?」 ビクッ

「なんで増えてるんだよっ!?誰だ!?このチビッ娘はっ!?」
「チビッ娘って言うなぁっ!!チルにはロールアン・モーチルっていう立派な名前があるんだからっ!」
いや、知らねぇよ・・・んなこと・・・

「あ〜・・そうなん?・・・んで・・・どういう事よ?歩?」
「え〜と・・・チルチルちゃんはね、ロリロリちゃんと仲良くなったの、それで一緒にご飯を食べようってなったの」

「・・・・・仲良くなんて・・・なってません」

「な〜にが仲良くなったよっ!だ〜れがこんなボケポケロリッ娘なんかと仲良くなるもんですかっ!」
「お前がロリッ娘って言うな」

「まぁまぁ、二人共落ち着いて・・・でね、ケーキ大食い選手権に出場したのがきっかけで仲良くなったんだよ〜」
「ケーキ大食い?太りたいお年頃か?歩?」
「そんなのないからっしかも私じゃないからっ」

バン!バン!
「だぁかぁらっ!仲良くなんてなってないのぉ!!って言ってるでしょー!!」
「わかったわかった、机を叩くな、机を」

「それでね、ケーキ大食い大会なんだけど、最終的にパイ投げ大会になっちゃったんだけど〜楽しかったよね〜」
「楽しかったよね〜っっなワケないでしょっ!!」
「・・・そりゃぁ甘い一時を過せたようで良かったな?んでパイ投げコント大会は・・」

「「「違うからっ!!」」」
俺が最後まで言う前に3人が見事なハーモニーを奏でた(はもった)

「ドルビータルサウンド(そこらじゅに響く臨場感ある音が出るタイプのスピーカー)になんなよっあとボリューム落としとけよ、お前らっ」
「うっさいっ!目付き悪男が変な事言うからでしょ!!」
いきなりなんか出てきたよ・・・

「目付き悪男ねぇ?誰よ?ソレ?」
まぁ、見当付いてるけどな

「アンタよ!ア・ン・タっ!!わからなかったの?バッカじゃないの〜?」
な〜んかツンツンしてるロリっ娘だなぁ

「あ〜俺だったの?まぁ別になんでもいいけどさ〜ツンツン・ロリモーチルはさ〜・・」
「ちょっとっ!待ちなさいよ!何よソレ!?」
「お前のアダ名に決まってるだろ?わからなかったの?バッカじゃないの?」
「後半マネしないでよっ!!」
からかい甲斐のあるロリっ娘だなぁ

「あ〜・・ツンツンロリ・モーチルが嫌ならチビッ娘なんてどうよ?」
「〜〜〜むっきぃぃ〜〜〜!!アンタなんかっアンタなんかぁあっ!!」

バチィバチバチッ
「えっおいおいっ!デンゲキ!?ちょっと待てよ?もちつけっ!もちつけってっ!!頼むからっ!」
「これでもくらえーーーーー」
そう言って天高く掲げた手を振り下ろす

青白い雷撃が明を襲った
ピシャーッ!!
ドゴーン!

「ごあぁああーーーーっ青いイナズマがぁーーーボクを責めるーーーーーっ!!」
「おにいちゃーーーんっ!?」

俺がカミナリサマ(アフロ)になっても兄としてみてくれよな、歩・・・
バタリ・・・・
俺はモーチルからの雷撃をくらい倒れた・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「くぁ〜〜まだバチバチしてるせいか、髪が上がったまんまかよ〜〜」
雷撃をくらって1時間未満なのだが・・・結構時間はたってる・・・まぁアフロだけは避けれただけ良しとしよう・・・
なごりの静電気で髪が重力に逆らった状態になっている・・・
俺は何時間かくたばった後、宿屋近くにあるベンチに座っていた、そこからは宿屋が見える、しかも、イチゴのショートケーキをおいしそうに食べているロリロリも見えた・・・その顔はとても幸せそうだ・・・

「あっ目付き悪男っこんな所に居たんだ・・・ってププッ何その頭っ〜アハハッ」
そこに俺の髪を逆立てた張本人(モーチル)が宿屋の入り口から現れた、しかも会うなり失礼な事を言いながら・・・本来なら怒っている所だが、モーチルのカワイイ笑顔が見れたので怒る気持ちはどこか夜の彼方へ消えた・・・

「よぉっモー娘、夜のお散歩か?」
「何よっ!そのモーコって!・・・まぁいいけどっそれより、アンタ晩御飯食べ損ねたんでしょ?」
そりゃお前のせぃだろがっ!って言いたい所だが、それじゃぁ大人気ないよなぁ・・・

「ああ・・・ツンツンした赤毛娘に刺激的な魔法をくらっちまってな、魔法は喰らっても、メシは見事に食い損ねたぜ」
「あぁ、あのカワイイ〜娘にでしょ?良かったじゃないっアンタみたいなバカでも相手にしてあげたんだからっ!」
・・・・新手の脅迫か?

「はぁ・・・んで、何?」
俺はため息まじりに『ご用件は何ですか?』とモー娘に聞いた

「別にチルはアンタに用はないわよっ」
「・・んじゃぁ何だよ?」
「んっ・・・コレ」
そう言ってモー娘は皿にのってる白色と茶色が8:2(10最大)の割合で混ざったケーキを皿ごと俺に手渡した、

「・・・何コレ?」
「チョコレートケーキよっ見ればわかるでしょっ!」
「やけに白いんだけど?コレ・・・はっ!まさかドラッグ!?(麻薬)」
「そんなワケないでしょっ!!それは砂糖よっ」
砂糖かよっ!ドラッグ並みにダメージでけぇよっ!
つ〜か・・・これって遠まわしに・・・

「あ〜・・糖尿病になって俺に死ねって言いたいのか?」
「違うわよっ!もうっ黙ってっ!食べなさいっ餞別なんだからっ」
「あ?餞別?・・・誰からの?」
「えっあぁとソレは〜アイツよっ!アイツっ!あのポケポケロリっ娘からよっ!」
「お前がロリっ娘言うな」
「まぁ、そういう事よっ!うん、そういう事っ!わっ私はアイツに頼まれたからアンタに渡しただけっ!そんだけよっ!そんだけなんだからっ」
なんか偉い動揺してないか?コイツ?

「おう、んじゃぁありがとうなモー娘、おいしく頂いておくわ」
そう言って俺は一口食べた・・・・
めっさクソ甘い・・・つ〜か全部食おうと思ったら命がけだな

「うんうん、そうしなさいっソレ結構おいしいんだからっ」
こんなクソ甘いお菓子をおいしいかよ・・・どんだけ甘い物好きなんだよ?コイツ・・・
アレか?オカシ食い過ぎてオカシくなったんじゃねぇのか?頭が

「じゃぁねっおやすみっ!」
そう言うと今まで見せた事のないカワイイ笑顔でアイサツすると宿屋の中へと入っていった・・・

「・・・ロリもいいな・・・」
俺はヘタしたら犯罪者になりかねない独り言をつぶやいた・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「よぉ、ロリロリ、あのケーキ甘すぎだったぜっ!」
俺は餞別ケーキを決死の覚悟で食べ終え宿屋に入ると水浴びを終え、部屋へと戻るロリロリに話しかけた

「?」
ロリロリは首を可愛くかしげて見せた、頭上には『?』マークが出ててもおかしくないジャスチャーだ

「いや、餞別にくれただろ?あのチョコレートケーキだよ」
「・・・ケーキ?・・・餞別?・・・知らない・・・」
ロリロリは首を左右に交互にかしげながら答えた

「あ?ロリロリがくれたんじゃないのか?アレ?」
「・・・知らない・・・」
ロリロリが知らないって事は・・・

「モーチル自身が用意してくれた餞別だったという事か?」
「・・・?」
「いや、何でもねぇ、悪ぃなっワケわかんねぇ事聞いてしまって」
「・・・?」
「まぁ・・・んじゃぁな〜ロリロリ、イイ夢見ろよっ?おやすみっ!」
俺はそう言ってひたすら首をかしげているロリロリの頭をなでた後、まったり眠る事にした・・・

次の日・・・・・・

「おっそ〜〜いっ!遅いわよっ!ねぼすけっ!」
寝坊して宿屋を出て背伸びしている俺の背後にモーチルの怒声が飛んできた

「よぉっツンデレッ!そしてロリロリっ妹ぅイイ夢見れたか?」
俺は背後にいる仲間達にアイサツしてやった

「何よっそのツンデレってっ!」
「お前の性格そのものさ、お似合いだろ?」
「はぁ?・・・・まぁいいわっじゃぁ行きましょうっコンパスが指す方向へっ」
ちょっと待てっ!ソレって・・・
「お前も異世界人で魔王しばきに行くメンバーの一人だったのかよっ!?」
「うん、そうだよ〜お兄ちゃん気づかなかったの?」
そう言われて俺はツンデレ(モーチル)の首を見てみた、確かに俺達と同じ首輪を付けている・・・そこから嫌〜な事を思い出した

「昨日の雷撃ってもしや・・・」
「ふふんってんけーえいゆーしょーかんきの力よっ!」
『−』多いせいか、ロリを感じる・・・いや、実際ロリなんだけどさ

「ふ〜んソレで魔法って奴を使えるようになったのか」
「まぁ、別にてんけーえいゆーしょーかんきがなくてもアレぐらいの魔法初めから発動できたんだからっつまりっ私はエリート魔法使いなのよっ」
そう言って偉そうなポースをとる自称エリート魔法使いなツンデレ

「へぇ〜じゃぁ初めから『魔法少女マジカルちるるん』だったわけだ」
「お兄ちゃん・・・ソレなんのアニメ?」
妹よ、それについては俺も知らん

「何ソレ!?まぁ、それについてはもうどーでもいいわっと・に・か・くそーいう事だから、アンタ達に同行してあげるっ」
同行してあげる・・・ねぇ・・・偉そうに・・・

「そりゃぁどうも、自称エリートマジカルさんに同行して頂けて光栄ですぜ」
「・・・アンタホントーにそう思ってないでしょっそれに自称って言うなっ」
「心を読む魔法でも使ったのか?嘘だとばれない自信あったんだけどな」
「・・・自称じゃないって事・・・体に刻まれたいの?」
バチバチバチィッ

「じょっ冗談だよっんなことよりさっさと行こうぜっ!」
俺は危険を察知し、コンパスの赤い矢印が指す方へ逃げるように走って行った


続く



マイナーかもしれないネタ説明

カミナリサマ
ドリフのコントであったネタです、ブーさんなら緑のアフロに黄色いツノに緑のシャツとズボン、そして虎ガラのパンツを履いてます。

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