icon アジサイ

日時: 2007/11/28 21:04
名前: 龍紀
情報: 219-105-95-20.adachi.ne.jp

初めて小説を書きます、龍紀と申しますです。
小説は前から書こうと思っていても直ぐに挫折しちゃってたんですが、今回は頑張ってみようと思います!
初心者ですが、暖かい目で見てやって下さい。
プロローグとかは特にありません。
書くの苦手なんです、そういうの。
では先ず人物紹介から・・・

【登場人物】

クロウ(アジサイ)性別:女 職業:情報屋
銃に紫陽花の絵が彫られている事から、こう呼ばれるようになった。
面倒な事が嫌いで、話し方や外見が男っぽいことから、よく男の子と間違えられることがある。
特徴はぼさぼさの髪と男の子のような外見。

レイ 性別:男 職業:削除人(殺し屋)
謎の多い男。口は軽いが自分の事は滅多に話さない。
性格も軽く、クロウとは仕事の関係で付き合うようになった。
特徴は白と黒の服に綺麗な金髪。

リオン 性別:男 職業:便利屋
以前は便利屋として活動していたが、現在行方不明。
水を操る『力』を持つ。
特徴は全体的に青の多い服に青い長髪。


こんな感じです。
ファンタジーが苦手な方には不向きかも知れませんね。

今日はココまでで。また明日にでも続きを書きます。
メンテ

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Re: アジサイ( No.1 )

日時: 2007/12/11 19:41
名前: 龍紀
情報: 219-105-86-195.adachi.ne.jp

ぬあ、放置してすみません!!
えっとやっと1話目です、ストーリーの展開が速いかも知れませんが、暖かい目で見守ってやって下さい^^;



第1話 情報屋


 このマルティア国の中で、最も大きいと言われる市場のある町へ続く一本道。
 右も左も緑の草原が続くこの無駄に広い道を走る馬車が一台。
 乗っているのは一人の子供。他に乗客の姿は見当たらない。
 「お客さん、もう直ぐ街が見えてくると思うよ」
 器用に馬を操りながら、御者が話しかけたる。
 「・・・・・・・・」
 それに対して、客の子供は何も話そうとしない。無視している・・・と言うわけではなく、考え事をしていて御者の言葉が耳に入っていないようだ。
 「お客さん・・・?」御者が後ろをチラリと見てから問いかける。
 「ぁ・・・・あぁ、悪い。何だ?」
 今度はちゃんと聴こえたようだ。
 「はっはは!やっぱりさっきのは聴こえてなっかたかい?」御者が笑いながら問いに答える。
 「・・・・・」
 「まぁ良いさ。もう直ぐ街が見えてくるはずだよ」
 御者が客の子供には似合わない、鋭い目を見て言った。
 「お客さん、まだ子供だよね?ひょっとして市場にお使いにでも行くのかい?って、お使いにそんなごつい銃を持っていく必要無いか。ひょっとして家出かい?」自分勝手に色々と考えている御者の見つめながら、客が答える。
 「・・・・・外れ・・・かな。確かに家出ってのには近いかも知れないがな。最近のガキは家出ごときで銃を持ち歩く程グレてんのか?それとも世の中がそれ程までに物騒になってきたってことか?」客である少年がつまらなそうに言葉を吐く。
 「はっはは!家出ってのも結構大変なことだぜ?・・・坊ちゃんの意見だったら、多分正しいのは後者の方じゃぁないかな?」
 「だろうな・・・・」
 そういって少年は暫し黙り込む。歳は15ぐらいだろうか。顔を見ると、まだ子供らしい、可愛い顔をしているが、その真紅の瞳は常に鋭く、見るものを凍らせるような光を放っていた。しかし、その深い真紅の瞳も、まるでそれを隠すように、長く伸びた漆黒の髪に覆われて、殆ど見えない。
 全体的に黒の多い服装で、手にはここも黒い革の手袋をしている。
 そして、子供にはとても似合わない、黒い銃が右足の太腿辺りについていた。それを見れば、腰に付けられている茶色いポーチの中身が銃弾であると言う事が想像できる。
 「で、あんた結局は市場に何しに行くんだ?」
 暫くの沈黙を挟んで、御者が問いかける。
 「あぁ、市場なら、色んな国の人間が集まって、沢山の人で溢れる。そういう所に行けば、新しい『情報』が手に入ると思ってね」
 「情報?あんた、ジャーナリストか何かか?」
 御者の問いに対して、少年は面白いものを見つけたと言うような笑顔で、問いに答える。
 「近い。だが違う。そうだな、あんたには遠い所からわざわざ運んで貰ってる礼として、話してやるか、『一人ぼっちの情報屋』の話を」
 「・・・・情報屋?」
 御者が不思議そうな顔をして訊ねる。情報屋という職業は、この国どころか、世界に数えられる程の人数にはいない、珍しい職業だ。何でも、じぶんの持っている情報を他人に売る、変わった職業らしい。そんな情報屋と言う職業を、こんな子供が?
 そんな事を考えていると、少年は御者の考えを見通したと言わんばかりに、楽しそうに、その口を更に歪める。
 「・・・・『アジサイ』って呼ばれてる情報屋をしってるか?」
 一瞬の間を置いて、少年の口から出たのは、世界で最も有名な情報屋の名前。
 御者もこの名前には聞き覚えがあった。何でも、丁度この少年ぐらいの歳の子供が殺し屋や犯罪組織、更に他の情報屋でさえも、『アジサイ』の情報を利用するらしい。
 「その『アジサイ』って奴の噂なら聞いた事があるな。あいつの情報は真実だけだって言い張ってる馬鹿が俺の住む、町にもいたぜ?」
 「まぁ、確かに『アジサイ』は真実しか教えないけどな。・・・・情報がどうこうって話しなら結構聞くだろうけど、何故そいつは『アジサイ』って呼ばれてるのか知ってるか?」
 そう訊ねられた御者は少しだけ考え、難しそうな顔をして答える。
 「う〜ん・・・知らないなぁ・・・」
 「だろうな。これは奴の持っている銃を見た者にしか解らないだろう。いや、銃を見ても解らない奴もいるかもな」
 そう言って少年はわざとらしく肩を竦める。
 「で、なんでそう呼ばれるようになったんだ?」
 知りたがりの御者が話しの続きを促すと、少年は「そう慌てるな」と言って語る。
 「あいつの持っている黒い銃に、紫陽花の絵が彫られてるのさ。武器屋の人間に特別に作って貰った物だ。あの店の店主は結構優しい人だったよ」
 その言葉の聞いて、御者は今まで「まさか」と思っていた事が、だんだん確信へと変わっていく。
 「・・・と、話しはこれで終わりなんだが・・・此処まで話して気付かない奴って結構少ないんだけど・・・まぁいい、あんたにはオマケをもう1つだけつけてやる」
 そう言っって、少年――『アジサイ』は、木でできた馬車の床の上を、音も無く御者に歩み寄り、ちょうど背の後ろ辺りで止まると、自分の太腿に付けられた暗く輝く、黒い銃を取り出すと、御者の目の前に差し出した。

その黒い革の手袋に包まれた細い手に握られている漆黒に輝く銃身には、確かに小さな紫陽花の絵が彫られていた。





1話目終了です。
次回、『アジサイ』の銃を操る腕がどれほどなのかというのを出来れば書いて行きたいと思っております。

メンテ
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