icon えるえるえ〜る

日時: 2007/11/09 18:27
名前: OKI
情報: softbank221071006021.bbtec.net



物語

極普通でもないと思われる高校生黒乃 明、ある日鍵を拾った時、なんじゃぁこりゃぁあ!な世界に飛ばされ、自称女神様がいらっしゃいませって感じな軽いノリで魔王をしばけと言われ、断固断るつもりだったが、魔王退治特典として願い事が3つ叶うという魔石(エサ)につられノリノリで魔王とガチで拳で語り合う事を誓う・・・主人公とその他の愉快な仲間達が繰り広げるお笑いあり、涙なし、パロネタありっな物語・・・

ジャンル的にはギャグギャグメインです、たまにシリアスとバトルが含まれているような含まれてないような感じ・・・
世界観的にはファンタジーな感じ、けど、たまに現代的

↓異世界出身な明と愉快な仲間達↓
黒乃 明(クロノ アキラ)18歳 性別:男
あだ名は「ガラ悪男、又は目付き悪男(モーチル命名)

この物語の主人公、目つき(ガラ)が悪く、口も悪いし、手癖も悪いうえにスケベ、しかも自分に忠実(ワガママ)、しかし、やさしくおおらかな性格なので極端に悪い人ではないといえる、「常に余裕余裕」が心情でさりげに自意識過剰なツッコミもボケもこなせる少し器用な安泰高校に通う高校3年生、実は2年時に1年留年している、妹に黒乃 歩が居る 実は孤児

明の天召器(正式名称天恵英雄召喚器) 
「ブレイバー」
     
フルネームは「ブレイカーバースト」
「ブレイバー」という名は明自身が略して言っただけ、刀身、切っ先、柄、に小規模な爆発や火炎を噴出させる事ができる
当然噴出した方向によっては自分自身にもダメージを受ける欠点がある、刀盤のついたナイフを巨大化させたような形をした大剣


黒乃 歩(クロノ アユミ)16歳 性別:女
あだ名は「アユミン」(えみる命名)

控えめで気弱な性格で自己主張が弱く何気に影も薄い、基本ツッコミ気質だが、天然ボケな時があったりするにわか天然ボケ娘、なうえににわけタチ悪い娘、兄である黒乃 明を慕っている、というレベルではなく慕い過ぎてる(ブラコン)という説もある、兄と同じ安泰高校に通う高校1年生、大の高所恐怖症 兄と同じく孤児だが、兄とはちゃんと血は繋がっている

歩の天召器 
「エンゼルウィング」

白い天使のような翼が背中に生える(折りたたみ可)、翼なので当然飛べる、弓のような形に変え、攻撃する事もできれば、人を翼に包む事で傷を治癒する事ができたりする優れモノなのだが、「自由自在に飛んで高い所から安全に射抜く」特性を利用できない使い手(歩)自身が欠点


エルエルマ・ホワイト 年齢極秘 性別:神
かなりマイペースな自称女神、「〜」を多様するツッコミ役には決してまわらない根っからのボケ気質、行動、言動共にアホな娘っぽいがさりげに知略派で腹黒、女神らしい服装は常にしていないうえに露出度高し、黒乃兄妹やその他を魔王をしばけと命令し異世界エルヴィスに呼んだ張本人、そしてさりげに本名は謎


白伊 えみる(シロイ エミル)16歳 性別:女
あだ名は「メガネっ娘」、「えみるん」(二つ共、明が命名)

ゲームとアニメが好きなスタイルの良いメガネっ娘、黒乃 歩の友人、寺に住んでいる、ゲームが大好きで妄想がさりげに激しく、明るい性格、自分の事を「ボク」と呼ぶが言動、見た目、共にボーイッシュという感じではない同じく安泰高校に通う、高校1年生

えみるの天召器
「ぶっとびガン」

本当の名は「オーラシューター」
「ぶっとびガン」はえみる自身が命名した、体内に宿ったオーラ(生命エネルギー)を放出する事ができる、一発撃つだけ岩をほぼ粉々にするほどの威力がある、なんか凄いハンドガン
しかし、一発撃つたびにかなり体力を消耗するうえに、あまりの威力に撃った本人もぶっとぶという欠点も・・・


ロロー・リリー 12歳 女
あだ名は「ろりろり」「トンファーろりーた」(明が命名)

ロリ(幼女)属性な暗殺家
いつもポケ〜とした表情で大概、「人」か「△」のような口をしていて、仲良くなるまではかたくなに寡黙、意思表示はほとんどジェスチャーでする、たまにしゃべってもボリュームが小さいためわかりづらい
甘い物が大好きでその摂取量はハンパない
暗所恐怖症で真っ暗な所では幼児退行してしまう特性を持っている

リリーの天召器
「ブラッディファング」

トンファーに牙のような刃物がついている、その形は「斬る」だけが目的ではなく「えぐる」という事もかねている、先端に牙のような刃物もついていて、その牙を急激に伸縮させる事ができる


ロールアン・モーチル 11歳 女
あだ名は「ツンツンロリ・モーチル」「ツンデレ」「モー娘(娘は「コ」と呼びます)」「ちるるん」「ちるちる」と多彩、全部黒乃兄妹が命名

ロリ(幼女)属性な魔術師、自分の事は「チル」と呼ぶ、
ガキッぽくてワガママ、怒った時はすぐ魔法を放つ結構短気な性格、リリーと同じく甘い物が大好きでリリーより摂取量がハンパじゃない
ロールアン家は「火炎」属性専門魔術師の名門、なのだが、モーチルの場合「炎恐怖症」だから、「宝の持ち腐れな娘」代表なかわいそうな娘

モーチルの天召器
「ロードメイジハンド」

手の甲に赤い綺麗なガラス球がついた軍手、その手から炎、冷気、風、雷、等多種多様に何か色々と魔法が放てるようになる
もとから使い手(モーチル)は魔術師なので魔術の威力を高める程度しか効果がないが、無いよりマシ


ザイン・ゴザイン・タンジェルドン

盗賊団「スリービー」を束ねるバカ3兄弟、一番上がタンジェルドン、2番目がゴザイン、3番目がザイン
タンジェルドンは捕まっている、兄を助けるため、ザインとゴザインは強盗・誘拐・カツアゲ等の犯罪に手を染めてしまっていて、やりすぎちゃった兄弟愛で人々を苦しめている・・・得意技は『ばっくれる』『ピンポンダッシュ』

魔王レアル

週休五日制魔王、毎朝新聞配達のバイト、休日はコンビニでバイトしている、その理由はワガママな妹によるもので、色々と苦労している妹思いなのか妹に逆らえないのかどうかはわからないがとにかく可哀想な魔王

*後にまた増やしていきます。


OP「仕組まれた始まり」>>1
一章「正義の味方?」  
第1話>>5 
第2話>>6
第3話>>7
第4話>>10
第5話>>12
第6話>>13
第7話>>16
第8話>>17
第9話>>18
第10話>>19
第11話>>20
第12話>>21
第13話>>22

2章「正義の見方」 
第1話(第14話)>>23
第2話(第15話)>>24
第3話(第16話)>>27
第4話(第17話)>>28
第5話(第18話)>>29
第6話(第19話)>>30
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Re: えるえるえ〜る( No.12 )

日時: 2007/04/24 17:30
名前: OKI
情報: softbank221071006021.bbtec.net

第5話「鈍足じゃない豚足!」


俺は「ぎゅむ」と力強く拳を握り締め、ファイティングポーズをとった

「泣き入れるんなら今のうちぶひっ!」
「へっ先に鳴いてんのはおめーらだろ?ぶひぶひっと」
「ぶひーーー殺すっ」
「へっ来なっ!!」
明はひたすらに余裕の笑みを浮かべ赤ブタをバカにしてるが、実際はヤバイ状況だったりする

「ブヒーーーーー」
掛け声と共に突進、猪突猛進っ!

「ストレートなヤツっ!まぁ、バカっぽいあんたらにゃぁ似合いだな」
「死ねぇ!!ぶらぁああああああーーー」」
「へっ!」
赤ブタの突進をひょいっと難無く右方向へ軽く小ジャンプしてかわす明

「もっと柔軟に対応しろよっ柔軟になっ!」
じゃりっ!
「ぶらぁああああーーー」
横方向へかわした明に追撃するため、身を回転させ裏拳を放つ赤ブタ、本日2回目の行動

「おっと」
ダットッ!
「そらよっ!!」
それも突進と同じく難無く右方向へと上手くかわした明が、相手の裏拳のスカしたのを見計らって赤ブタの右目近くを狙い遠心力を込めた回し蹴りを放つ

「ぶなぁっ!?ぶひゃああああーーー」
見事に狙い通りにケリがヒットした赤ブタは右目を抑えて痛さのあまりに叫んだ

「柔軟になれよ?じゃねぇと硬てぇ〜肉だと上手くねぇからなっ」
食するつもりらしい

「うおおっ!!」
拳を振り上げ、片足を一歩前へと踏み出す

「らああああああっ!!」
掛け声と共にさらに一歩前へ踏み出し、振り上げた拳を前へ突き出すっ!
「ぶぎっ」
赤ブタにヒットしてから、腕力で前へと押し出し、拳を斜め下方向へ振りぬく!
「ぶぎぃぃいいぃっ」
赤ブタは見事に殴り倒された

「ぶひひ・・・・」
明の隙だらけパンチを食らった赤ブタは若干ピクピクしている

「おいおい?もうおねんねの時間か?昼寝にしても早くねぇか?」
内心では・・・「アイツ攻撃力高いけど、タフじゃねぇみてぇだなっふぅ助かった・・・」

「ぶっひ〜アイツ以外とできるぶひっ!」
「お兄ちゃんっ!すごいっ!」
あからさまな威力だけを重視した隙だらけなパンチだったが、効果的だったらしい、だが、この状況を見て黒毛和ブタの闘争心に火がついた

「おぉい、おまいら、さがってろぉい、わしがやったるぶひっ」
「リーダーっ!お願いしやすっぶひっ!」
「おぉ〜うまかせとけぇ〜いぶひ」
部下ブタ観戦、黒毛和ブタ(真打)参戦

「今度の相手は黒ブタちゃんか?」
高級クラスご登場

「小僧っワシに勝てると思うなよっぶひ」
「キャラが少し変わったぶひっ!」 赤茶色のブタ
「マジになった証拠ブヒっ!」   ピンクのブタ
「お兄ちゃん!」
「心配すんなっ!すぐに高級黒ブタ食わせてやるよっ!」
「・・・え〜と私生肉はちょっと・・・」
そういう問題じゃない、つ〜か食おうとしてる兄を止めるべきだろう

「あ〜大丈夫っチャーシューとかにしてやるって!」
「うん、わかったっそれならいいよ」
肯定文!?

「なめんなぶらぁあああーーー」
「おおわっ!」
赤ブタの3.14倍以上の突進力を出す黒ブタに明は驚く

「へっ結局ザコブタと攻撃方法変わらねぇじゃんっ」
突進をよけようと油断したその時っ

じゃっじゃりっ!
「ぶなぁああああーー」
黒ブタは前のめりにしてた体を起し、腰をひねらせ、突進力をなるべく殺さないまま、豚足(実際手)を前に激しく突き出した!

「んがっ!!」
見事に豚足ストレート気味フックが明の腹に入った
「んあああああ」
あまりの威力に体事ぶっとぶ明
ドゴァアッ
「あああっんぐっあぁっがっ」
ドッ・・・
吹っ飛んだ先の木に背中からぶちあたり、その場に崩れ倒れる明、幸い本能的に頭(後頭部)の衝突は避けた

「ぐっぁ・・・あ・・・あっはぁはぁはぁ」
うつぶせに倒れた体をゴロンっとひっくり返し仰向けになった状態で腹を抑える明、息がかなり乱れている

「いっ!!!」
口をおさえほぼ絶句する歩

「ぶひひひっ!生きてたブヒか〜でも、ぶっ殺して今楽にしてやるぶひっ!ぶっひひひひ〜」
ブタにお似合いな下品な高笑いをする黒ブタ、明にトドメをさすために明へと歩みよる

じゃり・ざり・じゃり
「ぶひひひ・・」
笑いながら明のもとへと一歩ずつ歩みよる黒ブタ

「うっぁあ・・・・ぐっはぁはぁはぁ・・・・くっ」
木によしかかり腹をおさえている明

「歩だけでも何とかしねぇとな・・・・うっぐぐぐ・・・」
気力だけで立とうとする明の前に・・・

「おにいちゃんっ!!!お願いっ!やめてぇぇええ!!」
歩が両手を広げ、黒ブタに叫びながら明の前に出た

「あっ・・あ・・・うぅ・・あっ・・ゆみ・・・ふはぁふはぁはぁあ」
ばっかやろぉ・・・逃げろっての・・・歩・・・そう思ったが口に出す事はできなかった

「ぶっひひひひ〜〜〜もう遅いブヒッ!死ねぇえええーー」
相も変わらず下品な笑い声の後、黒ブタは両腕の手を組み、小規模なハンマーに似た威力を出せる構えをとる、そして力強くそれを掛け声と共に振り下ろした

「おにいちゃんっっっ!」
歩はその振り下ろしたアームハンマーから明を守るために抱きとめた
「クソっ・・・・・・・・」
明は死を覚悟し、目を閉じた・・・

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・!!」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
長い・・・

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
長い・・・
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
更に長くなったっ!
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
さすがに長すぎっ!延滞料金取られるかもしんないっ!何故かそう思った、俺は目を開けた

ばっさばっさばっさばっさ・・・
ひゅぅおおおおおおおぉぉ

「はっ!?えっ!?」
俺はあたりを見渡したっ!そこは遥か上空、真下を見下ろしたならばブタ共がキンケシ程度にちっこくなっているように見える程かなり高い、そこで聞こえてるのはばっさばっさと音をたててる羽ばたき音、ここはどこだ!?

「ヘブンズドライブしてる最中なんかな〜俺・・・」
いや、それはないっ!確かに俺は生きているっ!・・・はずだ

「お兄ちゃん気がついたの?大丈夫!?」
歩っ!生きてたのかっ!
俺は上を歩の声する方へ向いた

「んなぁあっ!?」
「どうしたの!?お兄ちゃん!!」
「あっあ・・・歩に・・・なんか白い羽がっ・・・」
「あっコレはえ〜と・・・その・・・」
いつからそんな娘になったんだっ!?お兄ちゃんそんなん許しませんよっ!!




続く


*念のためのわかりにくいネタ解説

「キンケシ」
キンニクマン消しゴムの略語です、普通のSHINEの消しゴムと同じでかさの人型だと考えればそんなもんかと・・・

「ヘブンズドライブしてる最中なんかな〜俺」
ヘブンズ=天国 ドライブ=運転 という事で
訳すると「天国へ行こうとしてる最中なのでしょうか俺は?」という事になります。 


 
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Re: えるえるえ〜る( No.13 )

日時: 2007/04/25 17:45
名前: OKI
情報: softbank221071006021.bbtec.net

第6話「時の止まった錯覚世界の中で」

*明の視界メインで文章書いていきます


「お兄ちゃんっ私自身にもよくわからないんだけど・・・この羽はね・・・」
「まさか、アレか!10秒チャージ人造強化人間効果か!?」
だったら、俺にも「翼をくださいっ!」

「え〜と近いような・・・近くないような・・・コレはね確か・・・天恵英雄召喚器なの」
「天恵英雄召喚器!?」
「覚えてない?」
「いや、覚えているけどさ、あのねぇちゃんの話だと何か「ぢゅるん」って感じで武器が出るんだったよな?」
「うん」
「けど、出たのは羽じゃん、武器じゃ、ないじゃん」
武器つったら普通剣とか拳とか犬とか・・・全部「ケン」繋がりだが結構出るもんだな・・・

「それについては・・・弓みたいな武器になるみたい・・・」
どういうシステム!?ソレ!?と思ったがもう、なんかめんどい

「まぁ、いいや、もうあれこれ考えるのめんどいし、とりあえず降りようぜ?」
「えっ?降りる?」
「あたりまえだろっ?見てみろよ、この青空と白い雲」
この時「見てみろよ?」って言わなければな〜後々すんごい後悔するハメにならんかったんだろうな・・・

「あっ・・・・・」
「どうした?」
プルプルプルプル・・・

「どうしたんよ?歩?」
なんか震えてる?

「え・・・・ぅ・・・・」
カタカタカタカタ

「どした!?歩!?
震えが激しい、マグニチュード今どんだけだ!?この時俺はある不安を覚えた

「確か、歩って・・・」
頭に浮かばざるを得ない・・・歩は確かに・・・アレだ、アレだよ確か・・・

「あぁっあわわわわわ・・・・」
うわっやべぇっマジこの方アレだっ!!

「いやぁああああああーー高いぃぃぃ−−−−怖いーーーー」
「だぁーーーーやっぱしっ!高所恐怖症ーーー!!」
「うぇえええ〜〜〜ん」
「泣くなーーー歩ーーー!もちつけーーー!!」
いや、俺も「落ち着け」をミスって「もちつけ」言ってる時点でやべぇな

「うわぁああああ〜〜〜ん」
バタバタバタバタバタ
「歩ーーー暴れるな〜俺が落ちたらっ!トマトになっちまうーーー」
「えぅぇぇえぇええ〜〜ん」
だめだ、こりゃっ!死の覚悟本日3回目・・・多いな〜ってオイッ!他人事みたいに言ってる場合じゃねぇぇえ!!!

ばたばたばたばた・・・

「助けてくださーーーーい!!!」
お空の中心で(もない所で)哀を叫ぶ・・・

ズルルッ・・・すぽっ
「へっ!?」
やべぇっ!俺落ちそうっ!ってか落ちたっ!!過去形かよっ!冗談じゃねぇ!!本気で完熟トマト決定!?

「落ちてたまるかよーー!
俺は歩の両肩にしっかり掴まっていたのだが・・・ずるっと落ちた、だが、このままケチャップになるつもりはねぇっ!!俺はなりふり構わず歩のどこかを掴んだ

ギュッグッ!!

「きゃぁっ!!」
「うぇ!?」
俺が掴んだモノそれは・・・

「お兄ちゃんっ!スカートに掴まらないでよっ!!」
スカートらしい・・・しかもずるずるずり落ちてきてる・・・やばいっ!これが落ちたらっ!ってコレ歩も思ってるんだろうな・・・

「うぅ〜〜」
ばっさばっさばっさばっさと降下開始っどうやら人としては間違ってる行動だが、俺のこの行動は正しかったみたいだっ!!

「歩っ!わりぃっ!けど、ガマンしてくれっ!!」
「うぅ〜〜〜〜〜」
赤面して「うぅ〜〜〜」と言ってスカートを抑えてる歩はどんどん降下してるっ!よっしゃ!俺トマトにならないで済みそうっ!

やがて俺達は地上についた・・・

「わりぃ歩っ!たすかっばぁながぁああっ!!」

歩に礼を言おうとした俺だが、世界にも通用してもおかしくないくらいハイレベルなストレートパンチの前にリング(地上)に沈んだ・・・・・この時のポイントとしては殴る時しっかり脇をしめていた事だ、アイツいつのまに・・・ボクシングを・・・?ぐふぅ・・・

「お兄ちゃんのカバチタレーーーーー(バカタレ)!!」
何故普通に言わずカバチタレっ!?

「・・・あの〜もうそろそろいいぶひか?」
「えっあっ!?はぃっ!どうぞ!」
俺達のやりとり終わるまで手を出さないとはブタながらなかなかのジェントルマンだなぁ・・・

「え〜ではっぶひっ・・・わざわざ殺されに戻ってくるとは良い根性ぶひっ!」
「え〜と・・・戻ってきたのは、殺されるためにじゃないよっ!・・・こんな感じでいいかな?お兄ちゃん?」
「俺に聞くなよ」
「ごめん・・・お兄ちゃん・・・けど、どうしよう?」
「だ〜か〜ら〜俺に聞くなっつ〜の!自力で頑張れ」
今の俺にはソレしか言えない

「あ〜おまいら全員わしの腹の中ぶひーー」
はいっナイス演技っ黒ブタ

「ぶひーーーー」
突進してくる黒ブタさん、芸ねぇなぁ・・・

「え〜と・・・うん、うんわかったやってみるね・・・」
どこに電波交信中なんだい?マイシスター?

「エンゼルシューターー!!!」
そう言って、歩は黒ブタ方向へと右腕を差し出し、手を広げた

あ〜え〜と、ところでコレ、どこの屋上でよくやってたヒーローショー?

めきめきめきめきめきっ!
「ぉわっ!?」
歩の背中に生えてた170cmぐらいあった翼が、広げた手の方向へと羽先を向けられるとめきめきと湾曲し、変形し、それが弓のようになった、弓と化した、翼の間に光の線が走る、それは弓の弦となった、ソレを歩は引っ張り、引っ張った手を離すと、矢のような羽が飛び出した

シュパシュパパッ!!
無数の矢のような羽は光の矢へと化し、その矢がブタ共を襲った

「ぶひ〜〜〜」色々ブタ×4 赤ブタ=消失
ソレをまともに食らったブタ共が悲鳴を上げる

「・・っ!?弓になりやがった!?」
「うん、似たようなものになるの、このエンゼルウイングはね」
「エンジェルウィング!?」
歩・・・いつからお前天使様になられたのですか?

「あっ私が貰った天恵英雄召喚器の名前だから、本当に天使とかにはなってないよっ!」
「いや、うん、それはまぁわかる、ところでさ、いつそんなん出せるようになったんよ?」
「うん、それはね・・・」

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・というわけなの」

俺にもわかるよう説明してくれた、どうやら歩の話によると、俺が目閉じてる間、俺を守るために抱きとめた時に

「守れるものも守れぬものよ・・・貴女が求めるならば、私を呼びなさい・・・さすれば私が貴女に守れるものを守れる力を授けましょう・・・しかし、決して忘れないで・・・私を求めるというのは・・・・・」
という声が聞こえてきたらしい、なんか最後まで話を聞く余裕すらなかったっと思ったのか話途中で・・・

「お兄ちゃんを守れる力が欲しい!!そのためなら何だってするっ!だからお願いっ!」
と言った、実際よくわからなかったらしいが、藁をも掴む気持ちだったのが相手に伝わったのだろう

「良いでしょう・・・では・・・私の名を呼んで召喚してください・・・私の名は・・・」

「エンゼルウィングっ!!」エンゼルウイングの声の主
「エンゼルヒィッっグ!!」歩

ここ一番で歩はしゃっくりをした・・・う〜ん類い稀なる芸人気質・・・

しかし、そう言ったら白い羽が生えたらしい・・・その後は俺を掴んで遥か上空へばっくれた(逃げた)

「私のエンゼルウィングの特殊能力を貴女に教えましょう・・・首輪に手を当ててください・・・」
という声に従い、首輪に手を当てると脳内に「特殊能力」の知識をねじ込まれたような感覚に襲われたが、数秒でほぼ全てを理解できる事ができた歩は

「エンゼルヒールっ!」
エンゼルウィングの特殊能力の一つ治癒能力、コレを俺に実行したらしい・・・そしたらゆっくりと目を覚ましたそうだ

実際治癒能力のおかげでかなり体は楽になっていた、けど、地上へ降りてきた際にストレートを入れられたせいで、結局立つ事もままならん程ダメージを今現在も負っているワケなんだけどな・・・

「なるほろ・・・そんな事が・・・」
「そうなの・・・ところで立てる?お兄ちゃん?」
お前のストレート食らったせいで立てません・・・口にはさすがに出せないけど・・・思う事事態は自由だからなぁ・・・

「よいしょっ」
妹に体を起こされる俺・・・な〜んか情けない・・・

「っ!?」
歩の手を借り立ち上がった時、今まで感じた事のない殺気を感じた・・・
「歩から・・・?」
「えっ?何?お兄ちゃん・・・」
気のせいか・・・?

ばっさばっさ・・・しゅぅん

「しまえるのか・・・べん・・・っ!?
「どうしたの?」
歩は翼(天恵英雄召喚器)をしまった、その後ろには鬼のような形相をした完全に醜き化け物と化した黒ブタが立っていた、その姿を見た俺は言葉途中で絶句してしまった

「歩っ!!後ろっ!!!!」
さっきの殺気の正体はアレか!!

「えっ!?っ!?」
「ぶらああああーーーー」
「歩ーーー!!!」
黒ブタは後ろへ振り返った歩に両手をくみ、振り下ろして(アームハンマーで)襲い掛かった、歩は声すら出す暇がない状況だっ
た、俺はその時「歩を助ける」事で頭がいっぱいになったまま、右手を伸ばした!!

「ーーーーーーーーーーーっっ!!」

俺は必死に何かを叫んだ・・・何を言ったかはまだ脳が理解していない
ただ、俺の目には飛び散る黒ブタの血液と片腕が見えた、そして俺の右手にはしっかりと巨大な緩い湾曲した鉄板に取っ手をつけたようなモノを握り締めている・・・

「ぶぎぃっっーー!!」
ドッ・・・ビシャビチャッ

宙に浮いていた黒ブタの片腕と血液が地面に落ちた、その時、右手に持ってるモノの重みを目で頭で感じた時・・・脳は未だ全てを把握していない・・・だが肌と感覚と本能が俺の記憶を体に魂に刻みこんだ

「歩ーーー!!」と言って一歩前に出た世界・・・それは時間が止まっていると錯覚するほどスローな世界だった・・・その時、確か声を聞いたんだ
「守れる者も守れぬ者よ、汝が求めるのならば、守れる者を守れる力を・・・」
余裕がないっ!最後まで聞いてらんねぇ!
「ごちゃごちゃぬかしてんじゃねぇ!!とっとと力をよこしやがれぇーーー!!」
「フッ・・・良かろう・・・だが、後悔だけはするな・・・ならば汝、我の名を求め叫べっ!我が名は・・・」

「ーーーーーーーーーーーーーっっ!!」
ざぐしゅっ!!!!ブシーー

その後、何かを叫んだ、俺は右手に現れたモノをぎゅっとしっかり握りしめ力一杯なぎ払って黒ブタの片腕を切断した

俺が叫んだ言葉・・・そして右手に現れたモノそれは・・・

「ブレイバァーーーーーーーーっっ!!」

俺は俺自身が出した天恵英雄召喚器「ブレイバー」を見つめる・・・未だ突然すぎてか知らないが、出来の悪い俺の脳は全て理解しようとしていない・・・
だが、しかし、今の状況を安易にとは言え、はっきりとわからせてくれるある4文字の言葉が脳内に出てくる・・・これさえわかっていれば今は十分っ!俺の脳はそう伝えたいのだろう・・・

「形勢逆転っ!」

俺は英雄になったかのように、ブレイバーを肩にのせた、大剣持ってるなら一度はやってみたいキメポーズ集トップ3に入る大剣ロマン溢れるポーズをキメた


続くっ


*なんかやっとって感じに伝説の通販武器登場です。天恵英雄召喚器登場という事なんで登場人物紹介の覧を追加していきます。




メンテ

Re: えるえるえ〜る( No.14 )

日時: 2007/04/25 19:44
名前: makiko ◆DEP4IVx7X6
情報: fl1-125-198-141-169.gif.mesh.ad.jp

お久し振りでございますOKIさん。
面白い小説でいいと思いますね…自分なりに小説を書くことはいいことです。
頑張ってくださいね。
メンテ

Re: えるえるえ〜る( No.15 )

日時: 2007/04/26 17:35
名前: OKI
情報: softbank221071006021.bbtec.net

makiko様>どうも〜お久しぶりで御座います!makiko様。

まさか個人的に尊敬している方リスト上位のmakiko様に面白いと言って頂けるとは光栄すぎです!!

応援有難う御座いました!!!
makiko様も「切ない女の子の物語」頑張ってくださいっ!レスこそしてないものの、毎回楽しみに読んでますので!これからも期待しております!
メンテ

Re: えるえるえ〜る( No.16 )

日時: 2007/04/29 00:41
名前: OKI
情報: softbank221071006021.bbtec.net

第7話「暗黙の決意」

「ぶぎぃいいいーーー」
「つらそうだな?今、楽にしてやるよ、綺麗にばらしてチャーシューにしてな」
俺は黒ブタを2分割(一刀両断)するため、ブレイバーの切っ先を天高く上空へと向けた

チャキッ・・・ぐぐっゴドッ

「あぁ・・・コレ案外重い・・・」
俺は重さに耐えきれず、構えたブレイバーの切っ先を天空ではなく地面へと変更した・・・いや、してしまった

「お兄ちゃん・・・・」
そんな「せっかくの見せ場なのに・・・かっこわるぃ・・」みたいな目すんなよ
なんでだ?何故こんなに重い?両手でやっとだっつーのにさっき軽々と片手でぶんぶんっと派手にぶん回してなかったか?
アレか?火事場のクソ力ってヤツか?さっきのは・・・
つ〜かコレ廃刀令違反になんのか?

「えぇい、ごちゃごちゃうるさいっ!」
「おわっ!」
大剣がしゃべった!?
・・・さっきバリバリ会話してたから今さらっな話だけど

「よっ・・よぉっいつぞやの偉そうなおっさん声のおっさん」
「お主の中で我はそう思われておったのか・・・
まぁよい、それよりも!我がブレイカーバーストと言ったのに、お主がいきなり略するから思わず、力の配分ミスをしてしまったではないかっ!」
「自分のミスを他人のせいにすると嫌われるぜ?つ〜かブレイカーバーストよりブレイバーーの方が楽だし、叫びやすいじゃん、加工前は硬石だからって硬い事ぬかすなよな」
硬石だからって硬い事言うなよ・・・う〜む我ながらなかなかのくだらないシャレだ

「ぐぐぐ・・・まぁよい・・・首輪に手を当てろ」
「ハワ〜イ?」
「欧米かっ!!しかも、「ホワ〜イ?(何故)」の間違いではないかっ!」
・・・意外だ、ブレイバーのおっさんが何気に芸人気質だったとは・・・しかも中々のノリノリっぷりだな

「あ〜・・これでいいか?」
俺は芸人気質なおっさんの指示に従い首輪に手を当てる

「うむ、ではデータとスペックをお主にうp(アップ)する、覚悟は良いか?」
「何故パソコン用語!?」
しかも「うp」ってどこの2ちゃんねらー!?

「OK、アップロードしてくれ」
俺もさりげに対抗

「うむ」

きぃぃぃぃぃぃぃん

「っ!?」
なんだ・・・この感覚!?脳みそに直接映像と文字をむりやりぶちこまれたような感じだ、わかりにくいだろうから、はっきり簡単に言うなら・・・

「うっ・・・気分悪っ・・・」
「だが、これでおまいは前より強くなった」
おまいって!?さっきまで「お主」言ってたじゃん!もしかしてブタ共に感化されたのか!?おっさん

う〜む・・・このおっさん案外色んな意味で「おかしな人(?」なのかもしれない・・・

ぶぉんぶおんぶぉんぶぉん

「おお〜〜〜」
効果音だけを文字で見るとバイクがふかしているように見えなくもないが・・・片手であっさりぶんぶん振り回せるようになってる

「お兄ちゃん、天恵英雄召喚器と話してたの?」
「おぅ、まぁな」
「そっかぁ、良かった〜お兄ちゃんどこにアクセスしたのかと心配したんだよ〜」
パソコン用語飛び交っていたからな〜つ〜か声に出てたのか・・・妹アイズ(妹の目)からは電波なお兄ちゃんに見えたんだろうなぁ

「ぶぎぃいいい〜〜〜」
あっスマン忘れてた

「今楽にしてやるよ、そしておいしく頂きますしてやっからな」
俺は再び天高く上空へと切っ先を向けた、そして力いっぱい

「どぉりゃっ!」
ブォオン!!
アクセルを回してバイクをふかしたっ!って言ってもな〜んか違和感ねぇなこの効果音・・・あっちなみに『振り下ろした』ね

「ぶぎぃいいい〜〜〜」
ぶしゅっ
2分割されて血しぶきを噴いている黒ブタは崩れ落ちた、そして、ブタが出した血ですら僅かも残らず無数の塵になった、この塵こそ、自称女神が言っていた『魔力』なのだろう・・・煙のようにも見えてくる魔力の塵は若干渦を描きながら俺の首輪の中へと吸い込まれるように消えた

「これが魔力の吸収ってヤツか・・・けど、な〜んかおかしくねぇ?」
俺は歩に質問ターイム

「えっ?何が?」
「確かあの自称女神様の話からすっと『魔力を吸収して魔力を得て、魔力を放出して天恵英雄召喚器を具現化させる』だったよな?」
「うん、確かそうだったはず・・・」
「魔力は今吸収したよな?しかも俺だけ」
「あっ!」
「だから、今から天恵・・・あ〜もうめんどい、天恵なんたらとか言うのコレから天通販って呼ぶわ、俺」
ムダに長いし、ヘタしたら噛むかもしんないしな

「え〜それじゃぁかっこ悪いよ・・・せめて・・・う〜ん・・・
『天召器』なんてどうかな?」
うっわ、なんかかっこいいぞソレ!たかが通販商品なのにっ!

「あ〜じゃぁもう、ソレで良しにしてさ・・・『魔力を吸収した俺は今天召器出せるようになりました』ってならわかるけど、なんで吸収する前から出せたんだ?俺達?」
「う〜ん、ピンチだったから、召喚される前に主が死んだら出番なくなる〜って思ったからじゃないかな?」
出番の問題かよっ

「なるほろな〜」
一応それで納得

「全然ちっが〜〜う」
「きゃっ!」
「のぉわ!」
突然、自称女神様が俺達の後ろにいた

「頼むから、普通に出てきてくれよ・・・心臓に悪ぃ」
「まぁ、それは置いといて〜魔力についてはさっき10秒チャージしてもらった時にあげたのよ〜ん、」
そういえばアレ、確か『魔力味』ってかいてあったっけ、味はココア味だったなぁ・・・この世界では『魔力=ココア?』

「ふ〜ん魔力成分配合されてたワケだ、あの『エリー』に」
「そうよ〜ん、そして〜魔力を得た者は〜強くなるの〜」
「それで身体能力が飲む前より3.14倍になったってワケか?」
「そういう事〜ついでに言うと〜天召器を扱えるようになってるから〜更に強くなってるわよ〜ん」
「なるほどな、まぁ、実際実感わかね〜けど、納得しといてやるよ」
「お兄ちゃんが納得するなら、私もお兄ちゃんと同異見です」
「誤字るな(誤字するな)っ歩っ!」
たまにボケ担当するよな〜ウチの歩は・・・

「さぁってと〜私が〜何故現れたか〜気にならない?」
「ねぇちゃんが今だにバスタオル一枚だけの格好の方が気になる」
目のやり場に困る・・・いや、それよりもっ!
風邪引きそうでなんか見てらんない・・・まぁバカだからそんな心配無用かもしれんが・・・

「まぁまぁ〜ソレは置いといて〜コレ渡しておくわね〜」
そう言って何かを天から召喚する

トサッ
「あ?なにこれ?コンパス?」
「似てるね・・・けど、なんかちょっと大きいよ?形も違うし」
半球の水晶の中に細長い菱形が見える、片方の先端は赤色、それは矢印的扱いになってると言っても良いだろう、なので俺達はソレをコンパスと似てる物というか『コンパス』という事にした

「ソレの〜赤い矢印に指す方向へ〜向かえば〜魔王がいるわよ〜ん」
「なるほどね、このコンパスの赤い矢印の方へ向かえば、魔王様とごたいめ〜んってわけか」
「そういう事〜じゃぁ頑張ってね〜〜ん」
そう言ってどこかへ消えていった・・・・・徒歩で

「さてと・・・すっかり忘れていたけど、ブタ共を綺麗にバラして頂きますしときますか〜」
「・・・けど、やっつけちゃうとチリになって消えちゃうよ?それに・・・」
チラリと顔をブタ共がいた方向へと向ける歩

「あ〜・・・いつからいなくなったかわかるか?」
「え〜と・・・お兄ちゃんが黒ブタさんを真っ二つにしてた時にはすでにいなかったと思うよ」
「あ〜・・まぁ、こうなるわな・・・」
どうやら俺が黒ブタを「デリート」している(消している)間に部下のブタ共は本能的に「バックスペース(後退)」キーをかなり連打していたらしい・・・早い話、逃げられた

「まぁ、いいか・・・じゃぁ目の前に見える森林の中から食えそうなもん適当に採って食うか」
「森に入るの?」
「ぉう、・・・ホレっ」
そう言って俺は自称女神様から貰ったコンパスを歩の方へ向けた
歩の視界には今から入ろうとしている森方向へと赤い矢印が向けられているコンパスが見えているはず

「じゃぁ・・・ちょっと怖いけど、入ろうか・・・」
「おう、なんかおかしな事がおきたり、あったりしたら、『ニャー』って悲鳴をあげるんだぞ歩」
「うん、わかった」
おかしな事がおきた、歩が俺のボケに対して、まさかの肯定文
・・・『ニャー』

「・・・じゃぁ足元、気ぃつけてな?」
「うん・・・」
俺達は少し薄暗い、目の前の謎の森の中へと入っていった、時間帯的には午後5時40分23秒程度だとお知らせしますって言った所か

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

森の中をさまよう事およそ1時間30分ぐらい・・・幸いな事にモンスターらしいものも野生的生物にも遭遇しなかった・・・ひとまずセーフティー(安全)な森の中、

てんてんてーん・・てんてんてーーん

謎の着メロ(火サス?)のおかげで俺達は携帯の存在に気づき、携帯の待ちうけ画面を見た・・・
6/4(火) 20:30

「え〜と・・夜8時半!?」
8:30の時間帯はいつも歩がバイト先へ行ってきますな時間

「えっ!?あっバイト遅れちゃうっ!」
「・・・今日はぶっち(さぼり)しとけ・・・」
たぶん、一生バイト目的でバイト先へ行く事はないだろうな俺も歩も・・・
俺達は空を見てみる、薄暗い森だったが、空は綺麗だった・・・綺麗な青空だった・・・

「もう・・・朝か・・・」
そう言って現実逃避しながらもう一度携帯を見てみる
6/4(火) 20:27

「んなっ!?」
「お兄ちゃん!?コレっ!?」
「いや・・・壊れてるんだったコレ」
忘れてた・・・コレ時計若干遅れてるんだった

「なぁ〜んだぁ・・・脅かさないでよ〜」
「スマン、んで歩のはどう表示されてんの?」
「う〜んとね・・・」
「8時29分・・・っ!?」
サスペンスだっ!

てんてんてーーんてんてんてーーん

午後8時30分になった携帯の着メロがなった
「おわっ!」
持ち主だけでなく、携帯まで芸人気質っ!?サスペンスだ

「にゃー」
歩がさっきの忠告通りの悲鳴を上げた・・・自分で言っておいて何だが緊張感に欠けるなコレ・・・つ〜か・・・なんか和む

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・がさっ

割と俺だけ和んだ後、俺達はまた森の中をさまよった、携帯についてはもう時計として扱うのではなくカメラとして扱う事にした
はっきりした時間帯は全然わかってない・・・ただ、森の中と空はどんどん暗くなっていった・・・

「おっ湖っ!」
草木をかき分けようやく休憩ポイントらしいもん発見!近くにはイス変わりにできそうな丸太っラッキー

「良かった〜これで休憩できるね」
「おぅ、今日はここで朝になるまで野宿だな」
「・・・野宿かぁ・・・」
嫌だろうな・・・実際俺も嫌だが、贅沢言ってられねぇのが現状

「まぁ、嫌でもしょうがねぇもんはしょうがねぇさ、まだ近くに湖があるだけマシだって思っとけ」
「じゃぁ・・・私、水浴びするね、お兄ちゃん見張っててくれる?」
「おう、任せとけっ」

そう言って歩は衣類を脱ぎ始めた・・・
お〜い気づけ〜歩〜お兄ちゃんバッチリ見てるぞ〜

「・・・お兄ちゃん?」
あっようやく気づいたか、まさか下着姿になるまで気づかないとは・・・しかし、大人になったなぁ・・・まだ発展途上だけど

「どした?」
「見張りしてくれるんだよね?」
「おうっ!お前方向はバッチリお兄ちゃんが見張ってておいてやるから、安心して水浴びしていいぞ?」
「・・・・・・・・・」
冗談すら通じない程お疲れモードか・・・いや・・・これは・・・憤怒モード?

めきめきめきっ

「どおわっ!!冗談だっ!歩っ!しっかり見張りすっからっ!きっ気にせず好きなだけ水浴びしてていいからなっ!歩っ!だからっ」

シュパパッ

「やめれえぇ・・・・ぐへぇ」
ドサッ
まさか、こんだけの出来事で天召器(武力行使)出すとは・・・遅くきた反抗期か?歩?
あと見張りである俺を先に寝かすとは考えなしにも程があるっ!・・・アレだっ
『(天召器の)ご利用は計画的に』だぞ!歩

しばらくして・・・

「長い・・・・いくらなんでも長すぎるっ!」
女の子は長フロって言うが、もう何時間たった!?いいかげんにせんと延滞料金とられるぞ歩っ

「もうガマンならん、突入してやるっっ!」

俺は見張り役を放棄し、ノリノリで後ろを振り向き、歩が水浴びしている方向へ迷う事なく進んだ

「・・はぁ・・・たくっ寝てんのかよ・・・」
木々が風でざわめく、薄暗い森の中、満月の月光が安らかな寝顔をしている翼のない天使様をやさしく照らしていた

「ふぅ・・・こんなとこでそんな格好してたら、風邪引くぞ?歩」
俺は自分が着ている制服の上着をイス変わりにもなりそうな丸太の上に座っている歩に被せてやった

「・・・さてと・・・ブレイバーっ!」
俺は天召器を出した・・・俺と血の繋がった天使を守るためだ

俺が命に代えても守ってやる・・・歩っ

俺は決意を口には出さず、ブレイバーを強く握りしめる事で強く誓った。





メンテ

Re: えるえるえ〜る( No.17 )

日時: 2007/11/05 02:00
名前: OKI
情報: softbank221071006021.bbtec.net

第8話「捕虜になっちゃいました」

ちゃんこちゃんこ
「朝か・・・・・あと『ちゃんこちゃんこ』いうな小鳥共っ!」
実際は昼っ!しかし普通小鳥なんだから、『ちゅんこちゅんこ』だろっそんな相撲取りですら連呼しなさそうな鳴き声が聞こえてきたのだからつっこまずにはいられない・・・

「ん・・・あっ・・・おはよ、お兄ちゃん」
俺のつっこみがうるさすぎたのか?歩起床

「ん?よぉ、お目覚めか?寝ぼすけ天使」
「えっ?え〜と・・・そんなに私寝てた?」
「おぅ、よだれたらしながら気持ちよさそうに寝てたぜ?」
「えっ!ウソっ!?」
「うん、ウソ、けど、気持ちよさそうに寝てたのは事実な、んじゃお互いぐっすり寝たし、そろそろいくか?」
その寝顔を守るためにお兄ちゃんが寝不足になったのもまた事実なんだぜ?歩・・・まぁ口には出さねぇけどな

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

湖で顔を洗った後、俺達は出口を探すべく、コンパスの赤い矢印が指す方に従い森の中を歩いた、険しい道もない森の中、俺達の視界には希望の光が見えた

ようやく出口だっ!

「ふぅ・・・もう、こんな辛気臭ぇトコは勘弁だぜ」
「うん、私も、もうこりごりだよ〜」
「にしても一日しかたってねぇのにようやくって感じだ」
「うん、そだね」
俺達は辛気臭い森から出た、緑の丘、まっさらな太陽、雲ひとつない青い空、やさしい風・・・今日ほど自然賛美できた日はねぇな

「おっしっ!歩っ!あの丘まで競争なっ!よーい」
「えっちょっまっ」
「どんっっ!」
「あっ待ってってば〜〜」
さっきまでぬかるんだ土や足場の悪い所を歩いていた、森を抜けた今は皆が『普通』といえる土を踏みしめる、そして蹴り飛ばすように走るっ、それだけで気分が向上するっただ、テンションが上がりすぎて止められなくなり、派手に転んだ・・・そのせいで『チキチキ妹と兄のかけっこ勝負〜』は負けになったワケなんだけどな・・・

「おお〜街っぽい街があるな〜」
丘の上で見た景色・・・それは人がいっぱい居そうな大きな街

「うん、お兄ちゃんっ早く行こうっ!」
「おっノリ気だなっ歩」
「うん、さっ早くっ」
「おぅ!」
こうして街までまたかけっこ、勝負はまた俺の負け・・・まさか歩がムキになってか知らないが天使の翼(エンゼルウイング)出して凄い低空飛行してまで勝ちにこだわるとは・・・意外と負けず嫌い?

「アレは反則だろ?歩っ」
「お兄ちゃんも天召器出せばよかったんだよ〜」
「大剣出してどうしろと?なおさら遅くなるっつ〜の、とにかく歩選手イエローカードな」
「あっ看板あるよ〜」
「見事な無視だな歩」

『めんそ〜れイドルスの街』
と書かれた看板・・・『めんそ〜れ』は世界共通語だったのかっ

「・・・相変わらずワケわかんねぇ世界だなココ・・・」
良くいえば、多種多様、悪く言えばいいかげんって所か・・・いや混沌か?

「・・・・・・・・・」
「どした?歩?」
「・・・あっ!えっ!ううんっ何でもないよっ!」
あからさまにあわてる歩の見ていた方向へと目を向ける

じゅ〜じゅ〜

「・・・・・・・・・じゅるっ」
歩が見てたものそれは旨そうな焼き鳥だった、腹ペコな俺はおもわずよだれが・・・・
よくよく考えてみればここにきて『エリー』しか食べていないっ!
たちこめる煙が魅惑のニオイとなって俺の鼻と食欲を刺激する・・・
うぅガマンできそうにねぇ・・・

「・・・なぁ歩・・・ここの世界でも100円玉は通用するのだろうか・・」
「・・・ムリだと思うよ?」
やっぱムリだよなぁ・・・う〜む・・・ファンタジー世界に来てから今のが一番のファンタジー(空想的、妄想的)な質問だな・・・

「いやっ!きっと誠心誠意を持って話せばわかってくれるはずだっ!!」
と言っても、話しても『金がないのですが、その焼き鳥をおごってくださいっ!』という意味としてでなら理解して貰えるだろう・・・当然『金を出せれば焼き鳥売ってやるよ』とかえされるだろうな・・・・
そうなったら俺に出せるもんは『よだれ』ぐらいしかねぇな・・

「・・・ムリだよ・・・」
ごもっともっ!
魔王ですらバイトしてる不景気世界、そんな世界で見ず知らずな奴に商品タダでくれるなんて言う景気良い話はねぇだろうな

「・・・働くしかねぇな」
「・・・雇って貰えるかな・・・?」
確かにっまずソレだっ!なんて言ったって履歴書ですら買う金がないっ!
・・・こうなったら・・・

「ブレイバーっ!」
「お兄ちゃんっ!まさかっ!?」
「安心しろっ歩が考えてるような事じゃない」
「じゃぁなんで・・・ソレを?」
「これは・・・」
売るためだっ今までありがとうなっ!相棒っ!俺のために間接的に焼き鳥になってくれ

「モルアアアアアアっ!!」
「おわっ!やっぱ怒ったっ!」
そして、モルァって何語!?

「まったくっ!お主っ!我を売ろうとするとはっ!ありえん奴じゃなっ」
「しゃべる大剣の方がありえねぇけどなっんでさ俺達どうすれば良いと思う?」
「むぅ・・・『売ろうとする』というのは我と会話するための演技だったという事か?」
「ご名答っ」
「・・・そんなイジワルする奴に何も教えてやら〜ん」
なんじゃそりゃっ!そっちがその気なら・・・

「う〜ん・・いくらで売れっかな〜コレ」
「ぐぉっ!ずるいぞっ!お主っ!」
「結構高く売れたらいいな〜コレ」
「ぐっ・・しょうがない・・・教えてやろう・・ギルドへいけ」
「ギルド?」
「行けばわかる、わからなかった場合は人に聞け」
「お〜ぅ」

とりあえず、イドルス村(実際街だが)の第一村人発見時に『ギルド』の場所を聞き、俺達は『ギルド』と呼ばれている建物を見つけ、ギルドに入った・・・
そして、受付があったので受付のオッサンに話を聞いた

「ココ、ギルドってのは、何でも屋みたいなもんだ」
「何でも屋ねぇ・・・」
「昔は魔物討伐、犯罪者捕縛がメインだったんだがな、最近では迷子の愛犬探し、迷子の犬探しなんてもんもチラホラあらぁ」
「なるほど、なんとな〜くだが納得しとくよ・・まぁせいぜい愛犬家達のたまり場にならねぇようにな?」
ゲームでも何かコレと似たようなのあったっけ・・・

「んでさ、俺達金欲しいからさココで仕事欲しいんだけどさ〜危険なもんでもいいからさっ何かない?」
「ほほぅ・・・危険なものか〜じゃぁどのクラスがいい?上位クラスが勇者クラスなんだが?それでも良いのか?」
「一番上位クラスのヤツは?」
俺は自身マンマンにニヤッと笑った、それにつられてかオッサンもニヤリと笑った

「レジェンドクラスだな・・・」
「ソレできれば伝説の勇者様って感じか?」
俺にふさわしいなっソレ

「コレだ」
そういってオッサンは仕事リストを見せてくれた・・・内容は

「ミロドマの森、土地確保のため森林伐採」
「トロイト家、玄関、キッチン建築作業」
「エイドス家、解体作業(ハンマー等による手作業有)」
「ロイスの街、道路工事」
「テロイカ家、倉庫作りの手助け」

・・・・
「ガテン系かよっ!!!お前らの世界じゃぁ伝説の勇者様の兜っつ〜のは黄色で『安全+第一』と書かれた工事用ヘルメットなのかよっ!?」
ほんでもって伝説の鎧(上着)はランニングシャツ、伝説の具足(ズボン)はニッカポッカ、伝説のアクセは汗拭き用タオルなのか!?

「まぁ、そう言うな・・・お前らにゃぁこんぐらいがお似合いさぁ・・・」
あぁそういう事か・・・このオッサン・・・
「ずいぶん見下してんな?オッサンっ」
「命をムダにすんな、若いの・・・まぁ、そこまで自分が強いと思っているんならこの仕事をこなしてからいばるこった」
そう言うと今度こそ、マトモな仕事を俺に突きつけた

『盗賊胎児 ザイン、ゴザイン束ねるスリービーを討伐して欲しい 報酬金 2万円』

とりあえず、誤字してるあたり依頼者が『バカ』だと言うのがわかったっそれよりも
『円かよっ!?』
だが、しかし、俺達が持ってる金は使えなかった・・・何故なら金は江戸時代ぐらいのモン使用・・・
つまり大判、小判、『ゼニガタ』とか言う人が投げる小銭等

何でかこういうトコばっかカルチャーギャップ!!
相変わらずわからん世界だっ!むしろ混沌だっ!こんなもんっ!

愚痴ってもしょうがないのでこの仕事を引き受ける事にした・・・
したのだが・・・心配性の天使はソレをあっさり許してはくれなかったワケでございまして・・・

「ダメだよっ!危険だよっ」
「大丈夫だって歩っ!アレだったら俺だけが行ってさ〜ちょいちょ〜いと終わらせちゃうからさっ!なっ?」
「ダメなのものはダメっ!あとお兄ちゃんが行くなら私も行くっ!!」
「・・・・あ〜・・じゃぁ一緒に行くか?歩?」
「うんっ」
おいてけぼりにすんなって事だったのか・・・?

オッサンの言われるまま、スリービーって奴らのアジトへ向かう、どうやら森の近くに洞窟があり、そこらへんにいると言う・・・ついでに有力情報も教えて貰った

カチッ
「えっ?」
「あ?」

ザザッ

「きゃっ!!」
「おわっ!!」
捕縛用トラップだっ俺達はまんまと引っかかった・・・と言っておくかな

「おぉ〜い、入り口のワナに引っかかったバカ共がいるぞ〜」
「おお〜どれどれ〜じゃ〜い」
ザコ共がわんさかわんさか・・・この後当然・・・

ギュッギュギュ〜〜
捕まった、手に縄を巻きつけられて・・・

「コイツらか〜捕まったバカ共は?」
「まったく、あんな罠に引っかかる奴初めてだなぁおいっ」
チビにデブ・・・な〜んか個性あるやられ役って感じ

「・・・あんたらがザイン、ゴザイン?」
「その通りだっ!俺たちはー」
「俺たちは〜〜」
なんだ?なんか不思議なフリツケしてんな〜つ〜かソレダサイぞ

「俺達は〜〜」
「俺達は〜〜〜」
2回目だぞ、ソレ
「俺達は〜〜」
「俺たちは〜〜」
おいおい、何回被せる気?

「くそぉうっ!あんちゃんがいねぇからやっぱできねぇよ、キメポーズっ!」
「まったくだちくしょうっ!」
あっこいつらやられ役のバカ決定

「あ〜・・あんちゃんは今日欠席か?風邪か?何か理由あんのか?」
「うぅ・・・聞いてくれるか?アンタ?」
「ソレであんたらが泣くのをやめてくれるのならいくらでも聞いてやるぜ?」
「おうっ!すまねぇっ、じゃぁ聞いてくれ」

「・・・・・・・・・・・というわけだ」
「あ〜なるほどな〜頑張ってんだな〜お前ら」
こいつらの話によるとだ・・・・

ザイン、ゴザインの他に兄であるタンジェルドンという奴がいて、ソイツは捕まったらしい
ソイツを助けるために保釈金を必死こいて稼いでいるらしい
昔はピンポンダッシュかカツアゲぐらしかしなかったザインも、強盗、窃盗、たこ焼き屋等の犯罪(一部関係ないが)に手を染めているし
ゴザインもまた昔はピンポンダッシュか、お菓子の万引きだけだったのだが
誘拐、脅迫、詐欺、たいやき屋等をするわで最近ではマジで犯罪組織「スリービー」となったそうだ・・
兄を助けるためとはいえ犯罪まで起こすとはね・・・兄弟想いの弟を持って幸せでもないな〜タンジェルドン
俺だったら犯罪犯すような弟は絶対嫌うね!ええ嫌いますとも!

「しかし、犯罪を犯してまで助けて貰ったお前らの兄は喜んでくれるのだろうか?」
「なにっ!?」
「弟達が犯罪を犯してまで自分を助けようとしたのは喜ぶかもしれないっ!だが、そのせいで犯罪者になった弟を持ってしまった兄はどう思うんだっ!!ましてや、『自分のせいで弟を犯罪者にしてしまったっ!!』って思い後悔するんじゃないのかっ!!」
「そっ・・・そうかっ!!」
「そうだっ!兄を助けたくば真っ当に働いて堂々と胸はって保釈金を払ってやれぃっ!」
「そっそうかっ!そうっすね!!すっスイマセンした〜〜」
うんうん、話わかる奴らでよかったな〜
あっけど、今から真っ当に働いて保釈金分稼いでも犯罪しちゃってるお前らも捕まっちゃうのがオチっていうのは見えてるワケなんだけどな・・・
その場合は仲良く囚人生活をエンジョイしてくれぃっ心からそう願っているぞ、ピンポンダッシュ大好き兄弟っ!

あと妹よ・・・俺の説得に涙してないでっお前も何か言えよっ!
どんどんキャラが薄くなりすぎ!このままだと、シースルーになってしまうぞっ!お前の存在がっ!

「ひでぶええあ〜〜〜」
「っ!?」
どんな悲鳴の仕方だよっ!?っていや、そっちじゃねぇそっちじゃないぞ俺っ!何故今断末魔がっ!?

シュバッバッブシッブシャー
「ぎゃばぁっ!!」「だげばぁっ」
「おわっ!」
「キャッ」
一瞬の出来事だった、飛んできた少女の人影がスリービー団の部下共を二人も殺した、少女の持ってる武器・・・あれはトンファーか?そしてトンファーを装備した少女の大乱闘は続くっ

「ぎゃぁ〜」
少女がジャンプしてのカカト落としを放つっ
「おおっ!」
俺は少女のカカト落としする前の足を上げた動作時にある場所へと視界を一点集中っ!・・・よっしナイスパンチラ!ガラとカラーは識別できなかったのが悔やまれる・・・
「のごんおあ〜〜」
「なぁ〜〜」
「ごぅあ〜」
なおも続く虐殺劇を・・・俺は・・・
「お兄ちゃん?」
「いや〜なんか凄い乱闘パーティーになっちゃってるしカメラに収めとこうと思ってな」
そう思って、人造改造人間様のお力で

ブチブチッ
ムリヤリ手に巻きつけられている縄を力のみでちぎる

「結構、冷静だね・・・お兄ちゃん・・・むっ〜」
ブチブチっ

そういうお前もなっ!歩もパワーで縄をちぎる

俺は少女の流れるように繰り広げられている大乱闘を携帯のカメラで動画モードにしてレック(録画)した・・・

「こんなパンチラばっかしてるシーン見逃してたまっかよ・・ガラもカラーも絶対っ見破ってやるっ!」
そんな思いが負のオーラとなって表れたのか、少女の矛先がこちらへ向けられるっ!

バッ!ブォっ
少女は体をひねって飛び回し蹴りを俺の顔目掛けて放った
「うぉっ!」
何とか避けた・・・がっ
ブォン!
トッ
フォンッ
チッ
「どわっ・・・おっるわっ!」
スカした回し蹴りの遠心力を利用しフックを放つっ!それも俺は避けたが少女は着地と同時に起き上がる反動を利用してのアッパーこれも何とか避ける・・・少しかすってしまったが、『大当たり〜』するよりはるかにマシだ

バッ
ババッ
少女はアッパー時に上げた拳を真下へ振り下ろし、攻撃!俺はソレを腰を左方向へとくねらせ避けた、
グッ・・シュッ!
なおも攻撃は続く下ろした拳を今度は俺の腹方向へと遠心力をつけて突き出す

「ちっブレイバーーッッ!!」
ガギィン

本来ならマジでマトモに入っていただろう・・・天召器がとっさにどこでも出せる特性を知っていたのが少女の攻撃を防げた要因だな・・・

「っ!?」
少女は驚いた顔を見せた、まぁそりゃぁいきなり大剣が出てきたなら驚くわなぁ
「へっ残念だったっ・・なっ!!」
俺はとっさに出したブレイバー刀身を手で押さえて押し上げ、少女の武器をはじき返すと同時に突進の要領で突きを繰り出す

「っ!?」 ババッ・・・
ガッ・・
「あ・・・わっ」
ドサっ

「避けたか・・・そして、淡いピンクのシマパンか・・・」
後ろ方向へとステップして避けた少女は石にカカトをぶつけ、後ろへとバランスを崩し、M字開脚し尻餅をついた
その姿をバッチリとカメラに焼付けたかった映像をカメラではなく網膜に焼き付けた

「他のザコ共と一緒にすんなよ?トンファーろりーた!!」
少女の外観はロングなピンク色の髪に赤い瞳、10歳〜13歳程度だと思われる身長と顔、けど、予想年齢の割りには胸がデカイっしかもなんか尻もイイっ!
そして腕には牙のような刃物がついたトンファーを握りしめている

「・・・・・・」
「語る事なしってか?」
俺達は無言のまま、ただお互いの武器を握り締めているだけだった・・・・ちなみに歩よ・・・せめてお前は天召器ぐらい出しとけよっ


続く


*謎の少女登場〜ようやく、人数増えてきました〜それにより歩の存在がどんどん薄くなっていきそうですが、そうならないよう考慮していきたいです。
メンテ

Re: えるえるえ〜る( No.18 )

日時: 2007/05/02 17:25
名前: OKI
情報: softbank221071006021.bbtec.net

第9話「ロリロリっ!」

「・・・・・」
スッ
「んぁ?」
トンろり(トンファーろりーたの略=少女)は武器を腰あたりにしまうと、両手を広げて俺に見せた、『争う気はもうありません、アナタも武器をしまってください』っていう意味という事にして俺は従う事にした

「・・・・・・・」
ペコリっ
キョロキョロ・・・
トンろりはペコリと小さくお辞儀すると、あたりを見渡した・・・

「・・・ん〜衣服と武器と鎧ばっか・・・」
俺もトンろりにつられて、見渡す、トンろりにしばかれ、殺されたザコ共は体だけ魔力の塵となった、残った物は塵になる前に身に付けていた物だけだった・・・
ココの世界では『死んだら塵になる』みたいだ

「・・・・・・・・・」
カコッ
ゴゴゴッゴン
「おおっ!」
「わぁ〜すごい・・・」
トンろりは何かを発見した、それはスイッチだったようだ、ソレを押すとゴゴゴっゴンと音をたて、壁らしき壁が上へとせりあがった、その中には盗賊団がぱくってきたのだと思われる金銀財宝がっ!!
これにはたまげたっ!(驚いた)

「・・・・ぅ〜・・・・」
トンろりの狙いはコレだったみたいだな・・・必死にテイクアウト(お持ち帰り)しようとしている、とても重そうだ・・・つ〜か全部持って帰る気まんまんかよっ?意外と強欲・・・?

「・・・・・・・・・・・・・」
チラっ・・・チラチラっ・・・
「・・・・持ってくださいってか?」
トンろりは何も言わずひたすら俺の方をチラチラ見ている・・・俺には『手伝ってくれないのかな?』っていう風に見えてしょうがない

「まぁ、いいか・・・おっしっんじゃぁ手伝ってやるよ」
ペコペコ

トンとりは口にこそ出てないが『ありがとう』という事でおじぎを何回かしていた
はぁ〜・・・どうせお持ち帰りするならセットで『トンろり』もテイクアウトしたい・・・結構カワイイし、俺はロリ属性つ〜かブサイク以外はどの属性(タイプ)もイケイケだからな・・・
早い話『かなりの女好き』ソレが俺

「よっしゃっ!んじゃぁ・・・あ〜・・そういえばさキミ、何て名前?」
「・・・ろ・・・り・・・・・・・」
「えっ?何?」
「ろ・・・り・・・・」
「ろ・・?り?」
ボソボソ言って全然聞こえねぇ・・・俺は怖がられてない程度に近づいて耳をすました
「はいっもう一度っ」
「・・ロロー・リリーです・・」
それでもやっぱり・・・かなり聞こえにくかった・・・だが、一部だけは理解したぞ

「あ〜ロリロリ?カワイイ名前だな」
「・・・もぅ、ぃぃ・・」
何故か落胆したような仕草・・だから何言ったんですか!?

「よっしゃっロリロリっ!今いいもん作ってやっからなっ!」
「・・・ぃぃ・・?」
「そうだ、『・・・いいもん?』だっ!」
なんとなくそう聞こえた、
ロリロリと会話する際は集中しなきゃいけないらしいな以後気をつけとこう

「・・・・アレとアレは使えそうだな」
俺は槍のようなモノを2つ発見した

「よっ」 ズパッズパっ
それの先端についている刃物を切り落とし『長いどちらかと言えば丈夫な棒』にした

「・・・・・?」
ロリロリはカワイク首をかしげている、さすがだな
「何が?・・・じゃなかったっ何でそんなことするの?」
歩に心の中を読まれた!?・・・いや、間違えただけか・・・・・・・だけだよな?

「まぁ、見てろよ、お二人さん」
俺はそこらにある数秒までは使用中だった布をかき集めて、結んだり、ひっぱたりしてから先ほど作った長い棒に結んで巻きつけた

「ほぃ完成〜名づけて安易人力タンカー又は二人以上絶対必要なレッカーハンモックだ」
「・・・・?」
「・・・あっ」
気づいたか歩っそしてココはボケるポイントだぞ歩っ

「ソレで宝をつんで持って帰るんだねっ!頭良いっ!」
期待を裏切るような妹じゃなかたはずだったのに・・・お兄ちゃんガッカリだよっ歩
「・・・・あー・・・」
ぽけ〜としてる顔だけあってワンテンポリアクションが遅いうえに軽いなロリロリ

「まぁ、そーゆーことっだから積んじゃって積んじゃってっ!ほいほいはよっはよっ」
コクコク うなずいた
「はーい・・・どっこいしょっと」
もうこの歳で『どっこいしょ』か?俺より老けたな妹なのに

そんなこんなで俺達は盗賊団がぱくった金目の物をある程度積んで街まで持って帰った・・・な〜んか肝心な事忘れてる気がする・・・
なんだっけ・・・?
その答えはCMの後っ!

「ご利用は計画的にっストップ!殺りすぎっ!ライフルです」

「なんだっ!このCM!?」
某サラ金業者っぽいアレなのにっ!何故ヒットマン的(殺し屋)なんスか!?

「お兄ちゃんっ!?」
「おおっ悪い・・・ホレ・・・あのCM見てたらさぁ」
ギルドへ帰ってきた俺達、そして今までのいきさつを話した後、俺はギルドにあるTVを見て今やっているCM映像に指さした

「それより・・・なんでTVあるのかな?」
「(世界観が)わからんっ、ただコンビニがあるんだし、TVぐらいあってもいいんじゃないか?」
しかし何故か洗濯機と掃除機と冷蔵庫はないっ
家庭の三種の神器とまで言われているヤツがないなんて・・・肝心なもんばっかりローカルテクノロジーだなここの世界

「話はわかった〜けどよ〜お前らさ〜盗賊共の頭であるザインとゴザインは始末できたのか?」
「あっ・・・・・・・」
「・・・・スマンっ忘れてたよオッサン」
「だと、思ったよ・・・まぁわかってると思うが・・・」
「いい、みなまでゆ〜な・・・今日もおまんまナシ(飯抜き)って事ぐらい理解してっから・・・」

う〜ん・・・『この甲斐性なしっ』って言われても文句言えない状況だなぁ・・・

俺達はギルドへ出た・・・野宿場を確保するため・・・

じゅ〜じゅ〜

「ちっ・・本来なら今ここでアレにむさぼりついてるんだろうなぁ・・・」
「仕方ないよ・・・お兄ちゃん・・・」
焼き鳥(?)屋らしき屋台を俺達はうらめしそうに眺めていた・・・そこへ少女が通りすぎていく・・・何本か焼き鳥をぱくって・・・?
「ちょっとお嬢ちゃんっ!お金お金っ!」
少女は振り向きざまにお金が置いてある方へ指をさした、ソコには金額分より多く置いてある・・・・みたいだな

「あっ置いていってたのか〜ってちょい待ちっ多いよっおつりおつりっ!」
少女は屋台のオッさんを無視して俺達に近づいてくる・・・って

「ロリロリッ!」
「あっホントだっ」
似てるとは思ったがまさかご本人とは・・・

「・・・・んっ・・・」
「へっ・・?くれんの?」
コクコク
うなずいた
「マジでいいのっ!?」
コクコク
うなずいた
その意思表示のご好意に甘えて俺はそのまま口を広げた

「じゃぁ・・・いっただきま〜ぅんめぇ〜〜」
「お兄ちゃんはしたないよ〜」
「あっそだな悪ぃ、けど、・・・つ〜かお前も食えよ、歩」
「えっ私はいいよっお腹すいてないしっ!」
「やさしいウソだな〜歩〜腹減りな俺に全部食べさせようと気遣ってくれるなんて」
「そっ・・そんなんじゃないよっ」

ぐぅ〜〜
「あっ・・・」
「口ではウソついてもっ腹は正直だな」
「う・・・うん、そうみたいだね・・・アハハっ・・」
歩も俺もロリロリがおごってくれた焼き鳥をほおばる・・・やばいぐらいに旨いっっ!!俺達はあっという間に食べ終えた・・・その間にロリロリは忽然と姿を消していた・・

「アレっ?ロリロリは?」
そこへ屋台のオッサンが割り込んできた

「お〜い兄ちゃんさっきのお嬢ちゃんと知り合い?」
「おう」
「じゃぁコレおつり、渡しておいて」
「おぅ、任せとけっ」
そう言って、俺は『返すために貰ったおつりの金』という名の『ネコババして得た金』をポケットにねじこんだ

「しかし・・・ロリロリはどこ行ったのやら・・・」
「たぶんだけど・・・宿屋じゃないかな?もう遅いし・・・」
「あ〜なるほどね、じゃぁ近くの宿屋に行ってみるか〜」

俺達は近くの宿屋に行く事にした、

「・・・いるな」
「・・・いるね」
サクっと発見、入った宿屋の受付で、何かを指指しているロリロリがいた

「よぉロリロリ〜」
くるり
「・・・どう・・・・・こ・・・わ・・・・」
ペコリ
「・・・礼儀正しいといえば正しい方だな・・・かなぁ・・?」
ただ、アイサツはキチンと音声ですれば言う事なしだが・・・おじぎしただけでも良い方だろう・・・無愛想っぽいしな

「・・・・・・」
すたすた
「おっ?」
ロリロリが近づいてきた
「・・・・ごはん・・・・たべる・・・?」
ロリロリは少し首をかしげて、『ごはんたべる?』と言ってきた、たぶん『ごはん』と『たべる?』の間には『一緒に』が入っていたんだろう

「いいのか?金ねぇぞ?俺たち」
「・・・・・・・・た・・お礼・・・い・・・」
「え〜・・・あ〜・・・おごってくれるん・・・だよな?」
コクコク あっうなずいた
「じゃぁ、一緒に食おうっ!」
「う〜ん・・・いいのかな?」
「本人が『良い』って言ってくれてんだし、良いに決まってるだろ?」
そう言って俺達は晩飯を食べる所へと移動し始めたロリロリの後を追った・・・

わいわいわい

「ご注文はお決まりでしょうか〜?」
「あ〜俺、このステーキ定食な」
「え〜と私は・・・」
チラッ
「・・・・・コレ・・・・」
「えっと・・ステーキ定食3つください」
「かしこまりました〜」
どこぞの定食屋らしき所に入り、イスにどかっと座った俺達3人、俺はメニューを見て、即食いたいと思った『ステーキ定食』を注文、ロリロリも俺につられてか同じ奴をメニューに指さして注文、歩は完全に俺達に合わせて同じ物を注文した

「・・・・・・」
注文が来るまで暇なので、俺はロリロリの姿をジロジロ見てた・・・そんな事をしてる俺に歩が気づいた
そして黒乃家の小声座談会が始まった

「お兄ちゃん・・・そんなジロジロ見たらダメだよ・・・」
「わかってるよ・・・ただ・・・気になるもんが見えるんだよ」
「・・・気になるもの・・・・あっ・・お兄ちゃぁん・・・」
何故声が低くなるんだ?歩・・・お兄ちゃんやましい事考えてねぇぞ!うん、たぶん・・・

「待てっ!まぁ待て!・・・パンツじゃねぇぞ?」
「ホント?なら良いけど・・・」
「おいおい冗談だったんだぞ!?何納得してんだよ!?・・・そこまで俺ってばドエロスな奴っとしてみてるのかぃ?マイシスター?」
「しーーっ!お兄ちゃんロリロリちゃんに聞こえるってばっ!」
「・・・・・き・・・る・・・・」
「えっ?」
「あっ?」
さっきの俺達の小声座談会に負けず劣らずな聞こえにくすぎる小声な返事だ・・・まぁ、いつもどおりなんだけどな

「・・き・・・い・す・・・・」
俺は口の動きに注目する事にした、音声じゃぁ完璧にはムリっぽいしな・・・なんとなく『きこえています』と言ってる事がわかったような・・・わからなかったような・・・ただ、口あたりに注目したおかげっつ〜か何ていうかある物に気がついた

「ロリロリ?ところでさ〜もしかしてロリロリも異世界から来たのか?」
コクコク うなずいた
「えっ!?そうなんだ〜けど、よく気づいたね〜お兄ちゃん」
「んっ」
俺は俺が付けている首輪を人差し指でツンツンして見せた、
『ロリロリの首輪を見てみろよ?』っていうジャスチャーだ

「あっ・・・あ〜なるほど〜・・・じゃぁあのトンファーみたいなのって・・・」
「天恵英雄召喚器だよな?ロリロリ?」
コクコク うなずいた
「そうだったんだ〜もしかして、今仲良くしてるのも、同じ仲間だって思っているからなの?ロリロリちゃん?」
コクコク うなずいた
「あ〜そうなんだ〜じゃぁこれからもヨロシクねっ!ロリロリちゃんっ!!」
「・・・いえ・・・ロリロリではなく・・・ロロー・リリーです・・・ロリロリじゃないのです・・・」

俺の目(口を見て)ではそう言っている風に見えた、てか、ロリロリじゃなかったのか〜けど、これからもロリロリと呼ぼう、うん、固くなにそう呼ぼう

「えっ?何?ロリロリちゃん?」
「・・・もぅ・・・ぃぃです・・・」
「・・・?え〜と・・ロリロリちゃんも苦労してるんだね〜」
落胆しているロリロリの理由がわからない歩には『苦労しました〜』としか思えてないようだな

「・・・私はリィングスという世界から来ました、そっちの世界では、暗殺術を習っていました・・・一応見習いとはいえ、これでもアサシン(暗殺家)です・・・」
いつもより多くしゃべるなぁ〜
しかし、ホント全然聞き取れねぇ・・・聞こえたのはせいぜい『リィン』と『そっち』と『みな』と『デス』ぐらいだ

「え〜と・・・お兄ちゃん・・・わかった?」
「いや、悪い、わかんねぇ」
「・・・・もぅ、ぃぃです・・・・」
あっまたガックリしてる・・・一日に何回してんだろうな〜コレ?今度したらカウントしてみるかな

「おまたせしました〜〜ステーキて・・・」
「待ってました〜頂きまっ〜す」
「注文最後まで言う前に食べちゃダメだよ、お兄ちゃん」
「いいじゃねぇか、『腹がへっては思考回路もオダブツだ』っていうことわざがあるだろ?歩」
「・・・それはそう・・・・じゃなかった・・・やっぱりそんなのないよ・・・」
ほ〜ら、気づくの遅い、腹がへってる証拠だぞ歩

「うんめ〜 ぐもぐも・・・」
「食べ方がはしたないよ〜お兄ちゃん」
俺はステーキをナイフとフォークを使わず、『割り箸で肉を突き刺してそのまま口に運び歯で引きちぎる』というワイルドな食い方をしていた

「いいじゃねぇか〜食い方ぐらいさ〜」
「え〜はしたないよね〜ねっ?ロリロリちゃん?・・って!!」
「おっ!ロリロリもか〜」
ロリロリはフォークで肉を突き刺して口に運び歯で引きちぎるようにして食べている・・・さりげにワイルドファングをお持ちなお嬢ちゃんだったようだ

「・・・じゃぁ・・・もういいや私も・・」
「そうしろそうしろ〜俺達は仲間なんだからよっ!」
コクコク うなずいた
ロリロリも『そうそう』って感じでうなずいた・・・おっ珍しい・・・かもしんない、
歩もナイフとフォークを使わずに割り箸を使って食べた・・・まぁ俺達よりかはまだ上品な食べ方だったけどな・・・

「ふぅい〜食った食った〜ごっそさんな、ロリロリっ!」
俺達はステーキ定食を食べ終えた、一人だけデザートのケーキを食べてるワケだが、まぁおごってくれる張本人なんだし、文句は言わないけどな

「・・・お願いが・・・あるの・・・・いいかな?・・・」
ケーキを食べ終えたロリロリはマジマジと俺を見て手を合わせて少し首をかしげてそう言った・・・風に見えた

「ん?・・・え〜と?『お願いがあるの』で言ったのか?ロリロリ?」
コクコク うなずいた
「内容聞かなくたっていつでも答えはOK〜カワイイロリロリちゃんのためなら何だってするぜ?」
「えっ・・・・か・・・かわぃぃ・・・?あ・・・そんないきなり・・・あっでも・・・そ・・その・・・あ・・・ありがとう・・ございます」
ペコペコペコっ 数回おじぎをした
ほほぉう・・・何となくだが『カワイイ』とかの『褒め言葉には弱い』っと・・・(脳内に)メモメモっと

「おう、ロリロリちゃんのためならな、悩み、お願い、何でも24時間随時受け付け中だぜ?」
「サービス精神旺盛すぎだよ〜お兄ちゃん」
「・・・えっと・・・あの・・その・・・あ・・・ついてきてください・・・」
「ほらぁ〜ロリロリちゃんも困ってる〜ってアレ?どこ行くの?ロリロリちゃん?」
ガタっ・・・すたすたスタ  立って歩いた
「どこ行くんだ?ロリロリ?それとも・・・あ〜・・ついて行けばいいのか?ロリロリ?」
コクコク うなずいた
言われるまま俺達はロリロリの後を追った・・・

「ここは?」
「・・・闘技場の受付・・・」
「・・・ふ〜ん」
「・・・え〜と?・・・」
実際聞こえたのは『じょ』と『のう』と『け』ぐらい・・・俺は今度こそ完璧に音声で理解できるようにするため、ロリロリにかなり近づいた

「コレに・・・名前書いて・・・」
「OK」
俺はロリロリの指示に従い名前を書いた、そこにはチャレンジャーと書かれていた

「何コレ?チャレンジャーって何?ロリロリちゃん?」
「・・・私がこの闘技場でチャンピオンなの・・・」
「なるほどなっ」
俺は何となくだが、理解した、ロリロリのお願い・・・ソレは

「この俺とガチ(喧嘩)希望か?ロリロリ?」
「えっ!?」
「・・・うん・・・だから・・・明日は本気で闘って・・・ね・・・」
「ええっ!?」
「上等っ!けど、そうなったら明日はロリロリは元チャンピオンっ俺が新チャンピオンって事になるだろうけど、それでもOK?」
「本気なの?お兄ちゃん?」
「おうよっ」
「・・・・・・・・・・フフッ」
おっ初めて微笑んだっ
「へへっ」
くるり・・・すたすたすた
おいおいっなんだよ?以上でもう終わり?

「では・・・また明日・・・・・おやすみなさい・・・」
「えっちょっロリロリちゃん!!」
「おうっ!おやすみっ!ホラっ歩もアイサツっ!」
「えっあっおやすみなさいっ」
ペコリ

ロリロリは軽くおじぎすると夜の街中に消えていった・・・
歩と俺はロリロリに返すはずの金を使って、宿屋に泊まる事にした・・・歩はもうお疲れでご就寝・・・

「明日ロリロリとガチか〜・・・よっし勝つためだっ!ブレイバーっ!!」
俺は街外れへと移動した・・・ブレイバーを使って特訓するためだ

「おっし、今日はちょっと訓練に付き合ってくれよっオッサン」
「ほぉう・・・珍しいな・・・けど・・・高いぞ?」
「金取んのかよっ!?」

夜の街外れに俺のツッコミがこだました・・・


続く


*次回、ブレイバーの特殊能力と、ロリロリとロリロリの天召器の能力が明かされる・・・かもしんないというイメージで書いていきます。


メンテ

Re: えるえるえ〜る( No.19 )

日時: 2007/05/06 17:37
名前: OKI
情報: softbank221071006021.bbtec.net

第10話「暗殺者と高校生」

「チャンピオンの入場だーーーー!!!」
「・・・・・・・」
無言でロリロリが入場してきた時、闘技場内は歓声が沸き上がった

ワァアーーーーーーーーー!!オオーーーーーー!!

「見た目とはうらはらにパワーを活かしたスピードタイプっ!!ちびっこだからってなめてかかると即!お星様だ〜〜〜〜」

ワァーーーーーー!!!

「お〜ぉ、大人気だなぁ〜ロリロリの奴、つ〜かどんな解説だよ?アレ・・・センスねぇな〜」
昨日のロリロリが俺にしたお願い『闘技場で本気で喧嘩』を聞き入れた俺は闘技場にいる
初めて見る闘技場と初めて感じる闘技場の歓声、熱気で多少は緊張していたが、今はやる気とカラ回りしそうな程の元気で俺の体内は満たされている

「続いて〜勇気あるチャレンジャーの入場だ〜〜〜〜!!」
「おっし、んじゃぁ行くか」
俺は闘技場内に入る

ゴゴゴォン
入り口が頑丈な鉄製の檻で塞がれ四方八方塞がれた壁付きリングのできあがり

ワアァーーーー!!

「おにいちゃーーん!がんばってーーー」
「おーうまかせとけーーー!!」
昨日は特訓もしたし、良く寝て良く食べたし、妹の声援も受けたし、やる気十分っ!

「よぉっロリロリ、昨日は良く眠れたか?今日、新チャンピオンになる俺に挑む気分はどうなんよ?」
「・・・それは・・・楽しみ・・・」
「へへっ俺もさっんじゃぁお互い手抜きなしでガチで行こうなっ」

そしてロリロリと俺とのガチ試合が始まったっ
「始めっ!!!」
そして、『バリア』の魔法が発動されたっどうやら、防壁の役目だけでなく、防音の役目もあるようだ・・・声援が聞こえなくなった・・・

「ブレイバーっ!!!」
ズゥゥゥウン ガッ ブォォオン ガッ

俺は天召器を呼び出し、振り回して決めポーズ!!まさにっ隙だらけっ!

「・・・ブラッディ・ファング・・・」
フォンフォンフォン グッ バッ

ロリロリも負けずに天召器決めポーズ!!こちらはちゃんとした構えのせいで、隙だらけではない

ダッ バッ ブォン
先にアクションを起こしたのはロリロリだった、俺の方向へとステップして接近し、小ジャンプし、体事回転させて回し蹴りを放った

「昨日と同じだなっ?」
昨日俺を襲った時と同じ動き、同じシマパン
ガチで戦っている最中なのに、パンチラは見逃せねぇっ!

「回し蹴り後はフックっ!」
ガキィン
「読めてれば止めるぐらいワケねぇよっなっ!!!」
ドガッ ガガッ
「ちっ・・・ガードしたか・・・」
回し蹴り後に来たフックを防ぎ、俺も蹴りを放つっのだが、あっさり天召器でガードされてしまった

「へへっ今度はこっちから行くぜっ!!」
「・・・・・・・」
無言が好きな幼女ですこと・・・
けど、嫌でも声上げさせてやるぜっ!
・・・ん〜〜・・・なんかエロイなぁ・・・今のセリフ・・・

「いつまでダンロリ(だんまりな幼女)でいられっかっっなっ!!!」
ダダダっ ボゴォオンッ

俺はブレイバーの特殊能力である『刀身部ならどこでも小規模な爆破可能』を使って、走りながら切っ先を背に向けた、
そして、切っ先をブレイバーの特殊能力で爆破させた
その爆破の推進力を利用して一気にロリロリとの距離を縮めたっ!

「・・っ!?」
「オッラァアアッ!!」
ボォォンッ!!!

俺は推進力を殺さないまま、突進して横へなぎ払ったっ!
しかも、もう一つのブレイバーの特殊能力『刀身、柄部分の火炎の噴出可能』を利用し、噴出した時に発生した推進力を利用したから威力も速力もかなりのもんだっ

「うっくぅああっ!」
ドガァッ ドッ
「いっ・・・ぁ・・・いたたた・・・」
ロリロリは俺の攻撃を受け、ふっとんで檻に激突、よろよろと立ち上がった・・・それにしてもなかなか可愛らしい声だな〜

「結構頑丈だな?」
「・・・・・・・・・やるしか・・・」
「へっ?まだやんのか?」
「ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
「っ!?あっぐっ・・・」
ドサッ
なんだっ!?ロリロリが大口開けたと思ったら・・・いきなり・・・体が動かない・・・麻痺って奴か・・・!?
俺は麻痺し片膝をついた

だだっ
凄い接近してくる・・・あっ女の子の甘い香りがする・・・って俺どこまでそういうのに忠実!?

「これで・・・おしまい・・・・」
ドガジャキィンッ!!
「ぐごぁああッ!!」

ドゴォア ドッ
「ぐぁあっうごぉ・・・・」
ロリロリの天召器の前方についている牙のような物が急激に射出される、ソレをマトモにくらった俺は吹っ飛んだ

「んだよ・・・どういう事だよ・・・?」
さっきまでの麻痺がもう治っている、いや・・・正しくはロリロリが接近した頃には治ってたかもしれない、とっさに身を引く事でダメージを軽減できたワケなんだしな

「・・・もう一回・・・・」

ドゴォンっ!! ダダダッ
「させっかよっ!!」
俺はさっきの爆発を使った移動法を駆使し、ロリロリへと急接近した
「−−−−−−−−−−−−−−−−−っ!!」
「ぐぉっ!また・・・かよぉ・・」
なんなんだよ・・・このキィィィィィィンって感じなのは・・・

「・・・今度こそ終わり・・・です」
ロリロリがまたトドメをさそうと接近してくる・・・だけど、これは俺にとって攻撃チャンスだ
「それは・・・どうかな?」

ドゴオオワァアン

「えっ?あぐぅっあああーうっくぅ・・・」
「ぐほぉっごぉあーーっどえ・・・」
ドガァ ドッ
ブレイカーの爆破特殊能力を使っての捨て身の自爆攻撃、二人共吹っ飛び檻にぶち当たった・・・
さすがにコレをまともにくらって立っていられる程頑丈じゃないだろう・・・
俺の方はブレイカーの持ってる時に自動で発動される特殊能力『火炎系の攻撃を受けた時、ダメージ半減』があるおかげでほぼ爆破の衝撃だけがダメージみたいなもんだ
だから、ロリロリよりかは深刻じゃねぇんだが、それでもやっぱキツイ・・・

「うっ・・・」
「マジかよ・・・」
よろよろながらも立った・・・クララが立った・・・

「・・・今度こそ・・・終わりです・・・」
「げっまた麻痺攻撃かっ!」
「−−−−−−−−−−−−−−−っ!!」
「・・・・っ?・・・っ!!・・おぐぁっ!・・・」
俺は片膝をついた

スタスタスタ
ロリロリが、またまたトドメをさそうと俺に接近してくる、そして・・・・

ザッ スッ
トドメをさす構えをとった

「これで・・・」
「これで・・・?何だよ?」
「・・・終わりです・・・」
「あぁっそうだっなっ!!」
「えっ!?ええっ!?」
俺が動いただけだってのにかなりの驚きっぷりっ
俺は隙だらけなロリロリを攻撃した

「オラァーーー!!」
ドゴォンッ ドォッ ドッ

「うぐぁあっ・・・あぐぅ・・・ぅ・・・」
切っ先を爆発させ、爆破の推進力を利用したまま、柄でロリロリの腹を射抜いた

「はぁはぁはぁ・・・・」
「ぅ・・・私・・・・・・負けです・・・」
「はぁはぁはっはは・・・いよっしゃあああーーーーっ!!」
俺の攻撃をくらい、崩れ落ちたロリロリはしっかりと白旗宣言っ

バッ

わぁあああああああああああーーーーーーーーっ!!!

俺はブレイカーを天高く掲げた、それと同時にバリアの魔法は解かれ、歓声が沸き上がった

「今日から俺がチャンピオンだーーーー!!」

うぉおおーーーーーーーーーー!!!

「はっはははは・・・・あぁ〜もうダメだ・・・」

どさっ

試合終了後・・・・歓声に包まれた場内の真ん中で元チャンピオンと真チャンピオンはぶっ倒れていた・・・

続く
メンテ

Re: えるえるえ〜る( No.20 )

日時: 2007/05/09 13:51
名前: OKI
情報: softbank221071006021.bbtec.net

第11話「名指し」

「見事でした・・・」
「え〜・・あ〜・・?何が?」
ぶっ倒れた後俺とロリロリは闘技場の控え室で休んでいた

「私の・・・超音波攻撃を防がれるとは・・・」
「ちょ・・・チョウオンパ??」
「はい・・・私の声は超音波そのものなのです・・・ですから、普通の人の耳には聞き取りにくいのです・・・」
「あ〜・・・え〜・・?そうなんだ・・・」
正直信じられないけど・・・ウソつくような娘じゃなそうだからな〜・・・それにウソならもっとマトモなの考えそうだしな〜そもそもウソつく事すら意味ね〜状況だしな〜

俺は信じる事にした・・・まぁ実際は納得しといたって感じだ

「爆音・・・ソレで私の麻痺音波攻撃を防ぐとは・・・アレは・・・単なる捨て身の自爆ではなかったのですね・・・」
「え〜あ〜・・・」
え〜とつまり・・・俺の何も考えずにやった捨て身の自爆の大きな爆音で、音を聞き取る能力がすでに麻痺していたっ
だから麻痺音波攻撃が通用しなかったっという事らしいな〜
う〜む・・・勝てた要因は『食らった演技して油断させた』のと『偶然=運』だったワケだな〜

「あ〜いや〜わりぃ狙ってねぇんだわコレが」
「えっ?・・・偶然だったと・・・?」
「おぅよっ!」
「・・・・・・・・・・・・・・はぁ・・・・・・」
自信満々で俺は答えた
ロリロリは期待を裏切られ落胆してため息をもらしていた・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「やっぱ魔法の力ってのは偉大だな〜」
治癒魔法の力ですっかり元気になった俺達はチャンピオンに勝った賞金で一日遊ぶ事を提案した
歩もロリロリもソレに賛成してくれた、俺はしけた賞金6万円を手に入れて3等分の2万を歩達に手渡した後、『各自単独行動』案が出した、ソレも皆が採用、んで今に至る

「さぁ〜てナンパすっぞ〜ナンパ〜っ!!」
チャンピオンになったんだっご利益ありまくりだっろ〜ナンパし放題〜成功し放題〜
って浮かれ気分で熱くなっていっていた俺に・・・

「キャッ・・・・あわわっ・・・・」
ドサドサドサドサドサ〜
・・・・熱冷ましさんが現れた・・・

「あわわ・・・」
無数のファイルみたいなのを地面にぶちまけている・・・
見た所黒いローブをまとった女性のようだが・・・聖なるオーラらしきもんが感じられる・・・なんとなく教会な人のような感じだ

「大変そうだな?」
「えっ?あっスイマセン、今すぐ拾いますんでっ!」
ローブをまとった女性はとてもマジメそうなメガネっ娘だった、そしてなかなか可愛かった・・・けど、こういうタイプって案外・・・アレなんだよなぁ・・・

「手伝うよ」
「えっいえっいえいえいえ結構ですっ!私の責任なんで私がちゃんと責任を取りますっ!ですからっ!手を借りさせるよう・・」
あ〜やっぱなぁ〜こういうタイプだったか〜ホント厳格っていうか扱いづらいっ!つ〜かなんつ〜か・・・
何かまだ言っていたが、俺は半分以上聞き流す事にした

「ですのでっ!私が拾い集めます」
話終わったようだな

ドサドサっ
「アッ」
拾ったものをまた落とす・・・ソレをまた拾おうとすると・・・
ドサドサドサっ
「ワッ」
ドサドサドサ
「キャッ」
ドサドサ
「アァ」
ひたすらに落ちては拾い落ちては拾うの繰り返しでグルグル高速回転している・・・この人・・・
天然タイプだ・・・

「・・・はぁ、俺拾うの手伝うよ、このままじゃぁバターになっちまいそうだからなぁ〜」
「えっ!?いえいえっ!ですからっ」
ドサドサっ
「あっ」
「あ〜・・いいから俺に任せとけよ、こう見えても俺はチャンピオンだぜ?」
まったく関係ないけどな・・・
そんなこんなで俺は全部拾い集めてやった

「これで全部か?」
「はい、・・・だと思います」
・・・だと思うかよ・・・まぁいいか、別に

「あの・・・」
「ん・・・?・・・あっ」
あっやばいっ!たぶんこの後・・・

「あっ・・有難う御座いますっ!!」
ドサドサドサドサドサ〜〜っ
「あ・・・」
「・・・あぁ〜あ・・・遅かったかぁ・・・」
俺の予想は的を射ていたし、現実に起きた、『礼した時にまたファイルをぶちまける』という予想は予言になった

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
結局この後、また『全部拾い集める』行動をするハメになった
しかも、通算4回・・・

「スイマセンっ」
ガッ!!
「あぶねぇ〜かがむなよな〜またぶちまけるぞ?」
俺は屈みそうになったローブメガネっ娘の頭と拾い集めたファイルを抑えた、何度もこれで面倒な事になったからな〜回避術という名の学習能力って奴だ

「有難う御座いますっ」
ガッッ
「あわっすいませんっ」
ガッッッ
・・・あぁ・・・コレ何回繰り返せばいいのだろうか・・・あっそうだっ

俺は名案を思いつきマトモに話を進める事ができた・・・

「ファイルここに置けばいいのか?」
俺の名案は『ローブメガネっ娘の変わりに持って運んであげる』という事だった
俺は指示通り、ファイルを運んであげた、ついた行き先はどこぞの教会みたいだ

「はい、スイマセン・・・わざわざ運んで頂いて」
「いや、いいよ、気にせんでいいからな?」
「いえ、そうはいきま・・・・・・・・・・・・・・」
・・・長くなりそうなので聞き流しておこう・・・

ズズズっ
「あのさ〜あのでかい絵ってなんなのよ?」
俺は『運んだお礼の紅茶とお菓子です』を食ったり茶をすすりながら、教会の真ん中にズドンと置いてあるでかい絵を見た

白い大きなマントを着て背中を向けている男性が見える、その男性の頭上には大きな隕石のような赤い球体が浮いている、ソレから守られるように女性が何人か佇んでいる絵のようだ・・・俺はソレを指さした

「えっあの方をご存知ないのですか?」
「悪ぃ、俺この世界の事詳しくねぇから」
「えっ・・・?」
「異世界のもんなんだよ、俺」
「えっ・・・・・?えっ・・・・・?」
う〜ん・・・いくらなんでもストレートすぎたか?

「あ〜悪ぃ!俺、実はさ記憶喪失なんだよ!だから、ここはどこ?俺様はフーアーユー(誰ですか?)なワケなんよっ!」
ひどい言い訳だな・・・我ながら見事にヒドイなこれは・・・

「あ〜・・・そうだったのですか〜そうとも知らずスイマセン」
うわっ信じちゃってるよっこの人っ!!
う〜ん・・・『信じる者は(足元)すくわれる』って奴だな

「では、説明しますね・・・あの方はこの世界を救った神と呼ばれている程の者なのです」
「神様ねぇ・・・」
俺の元いた世界とは大分イメージ離れてんなぁ・・・

「あっ神と言っても英雄っていう方が正しいかもしれません、あの方は人間ですから」
「人間?はっきり人間ってわかってるのに『神』なの?」
「はい、皆が『神』としてあの方を崇めているからです、」
「あ〜・・・それで『神』になったワケだ」
「はい、そういう事です」
「ふ〜ん・・・んでその神様は一体何をして『神』になったんよ?」
「世界を滅ぼす程の強力な魔力から世界を守ってくれたのです」
「強力な魔力ねぇ・・・それってあの隕石のような浮いている赤い球体?」
俺はさっき指指した絵に描かれている赤い球体を指さした

「そうです、あの強大を魔力をたった一人で受け止め世界の崩壊を守ったのです」
「ふ〜〜ん、それは確かに『神』というよりかは英雄だな」
「やはり、そう思いますか?」
「まぁな〜けど、皆から『神』言われているんなら『神』様だな」
「まぁ、『英雄』と呼んでも『神』と呼んでも問題ないのですけどね」

ズズズっ
俺は紅茶を飲み干した
「紅茶おかわりっ」

「はい、少々お待ちを・・」
「あっそのまえにさ」
「はい?」
そういえば肝心なの聞き忘れてた

「あの神様の名前は何て言う名?」
俺はさっき指差した絵に描かれた『神』と名指しされた人物に指さした

「あ〜スイマセン言い忘れてましたね・・・あの方の名は・・・」

「エルエルエール様です」
「えっ・・・えるえる・・え〜る?」

続く


*今回でタイトルが出ました、次回はえるえるえ〜るの意味が明かされます
メンテ

Re: えるえるえ〜る( No.21 )

日時: 2007/05/10 13:32
名前: OKI
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第12話「ツンツンロリ・モーチル」

「変わった名前な神様だな」
「まぁ、意味があるんですよ」
「意味?」
「はい、エルは『神』という意味で、エルエルとなると『神々』という意味になります、そしてエールは『加護』や『援助』となります」
「え〜と・・・・・」
「言葉を付け足して『神々の加護を得た者』という意味としてなら納得できるかと」
「あ〜なるほどな〜・・・けど、もちっとマシな名前考えられなかったのか?」
「え〜と・・・一説によると、エルエルエール自身が自らを『エルエルエール』と名乗ったそうなので、この名前なんです」
「ふ〜ん」
「あっすっかり忘れてました、今、紅茶のおかわり入れてきますね〜」
「あ〜お〜う頼むわ〜」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
俺は紅茶のおかわりを飲み干した後、どこぞの教会から出て、メガネっ娘と別れた、集合場所である宿屋へと向かった


その数時間前・・・ロリロリは新たなチャンピオンになろうとしていた・・・

もぐもぐもぐもぐ・・・

ケーキ大食い大会に出場しているロリロリはウェデイングケーキ以上ある巨大ケーキを食べ初めていた

「ふふんったかがこんぐらいのケーキなんて今日チャンピオンになるチルならあっという間なんだからっ!」
そうお菓子なだけにおかしな事を言った少女が得意げに何かを取り出した、
ロリロリは赤い髪のツインテールにもみ上げは巻き髪、赤い瞳、ヘソだしルックに学生服のようなミニスカート、身長よりも長い濃い茶色のマントを着ている自分の事を『チル』と言っている少女を眺めながらケーキを食べている

「コレで完璧よっ」
少女は白い粉をケーキにぶちまけた、
それは砂糖だ、ただでさえ甘いのに、更に甘くしたのだから、おかしい程大きなお菓子の前に頭がおかしくなったのかもしれない・・・
巨大なチョコレートケーキは砂糖で白くなった、アホほどぶちまけたのが良くわかるぐらい茶色だったケーキは白くなった

「・・・・」
カチャカチャ
幸せそうにケーキを食べていたロリロリが一皿いっぱいにうまるまでのケーキを巨大ケーキから切り分けた

そして・・・

「・・・邪道・・・」
ブンッ 
バン

「もべっ!!〜〜〜〜っちょっとっ!アンタッ!いっきなり何すんのよっ!?」
ロリロリはケーキを『チル』と名乗る少女目掛けて投げた、投げたケーキは見事に少女の顔面にクリーンヒットした

「完成している・・・ケーキに砂糖かけるなんて邪道・・・」
「そっちがその気ならぁ〜〜〜っ どぇいっ!」
ロリロリの忠告を無視(実際は聞き取れてなかったのだろう)し、少女も今食べてたケーキをロリロリ目掛けて投げた

ブンっ
「・・・このまま食べるのがい・・・
バン
「ちばぶっ!・・・・・・・・・」
「アハハハハッッ」
「・・・・・・・・・・・・・・・」
ロリロリは小刻みに震えていた・・・怒りからだろう・・・

カチャカチャ
ロリロリは皿からはみ出すギリギリまでの大きさのケーキを巨大ケーキから切り取った・・・そして・・・
ブン
投げた

バン
見事にまた笑っている少女の顔にクリーンヒットした

「アハハ〜バべッ 〜〜〜〜〜っ!むっきぃ〜〜〜倍返ししてやるんだからっ!!」

この後、ロリロリと少女のパイ投げ合戦が始まった・・・途中ロリロリを応援していた歩が仲裁に入ったが・・・歩すら巻き込んで被害は尚更大きくなるのだった・・・

結局の所、パイ投げに参加しなかったどこぞの民間人選手が優勝賞金を手にしていた・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「さぁ〜てメシだっメシメシ〜」
腹をすかせた俺は宿屋(集合場所)に向かった

「おにいちゃ〜ん」
「・・・・」
ヒラヒラ
ロリロリは手を振っていた

「お〜う、何だもう来てたのか?早いな」
ガタッ

「ご注文はお決まりですか〜?」
俺が座った瞬間、店員が営業スマイルで話かけてきた

「とりあえず水な」
「はい、かしこまりました〜人数の方は?」
「え〜とイチ、ニィ、サン、シィ」
俺は指さしながら人数を数えた自分を含めて・・・

「はい、イチ、ニィ、サン、シィ」
はい、もう一度
「え〜お客様・・・?」
「はい、イチ、ニィ、サン、シィ・・増えてるやんっ!!!」
「ええっ!?」
「っ!?」 ビクッ
「っ!?」 ビクッ

「なんで増えてるんだよっ!?誰だ!?このチビッ娘はっ!?」
「チビッ娘って言うなぁっ!!チルにはロールアン・モーチルっていう立派な名前があるんだからっ!」
いや、知らねぇよ・・・んなこと・・・

「あ〜・・そうなん?・・・んで・・・どういう事よ?歩?」
「え〜と・・・チルチルちゃんはね、ロリロリちゃんと仲良くなったの、それで一緒にご飯を食べようってなったの」

「・・・・・仲良くなんて・・・なってません」

「な〜にが仲良くなったよっ!だ〜れがこんなボケポケロリッ娘なんかと仲良くなるもんですかっ!」
「お前がロリッ娘って言うな」

「まぁまぁ、二人共落ち着いて・・・でね、ケーキ大食い選手権に出場したのがきっかけで仲良くなったんだよ〜」
「ケーキ大食い?太りたいお年頃か?歩?」
「そんなのないからっしかも私じゃないからっ」

バン!バン!
「だぁかぁらっ!仲良くなんてなってないのぉ!!って言ってるでしょー!!」
「わかったわかった、机を叩くな、机を」

「それでね、ケーキ大食い大会なんだけど、最終的にパイ投げ大会になっちゃったんだけど〜楽しかったよね〜」
「楽しかったよね〜っっなワケないでしょっ!!」
「・・・そりゃぁ甘い一時を過せたようで良かったな?んでパイ投げコント大会は・・」

「「「違うからっ!!」」」
俺が最後まで言う前に3人が見事なハーモニーを奏でた(はもった)

「ドルビータルサウンド(そこらじゅに響く臨場感ある音が出るタイプのスピーカー)になんなよっあとボリューム落としとけよ、お前らっ」
「うっさいっ!目付き悪男が変な事言うからでしょ!!」
いきなりなんか出てきたよ・・・

「目付き悪男ねぇ?誰よ?ソレ?」
まぁ、見当付いてるけどな

「アンタよ!ア・ン・タっ!!わからなかったの?バッカじゃないの〜?」
な〜んかツンツンしてるロリっ娘だなぁ

「あ〜俺だったの?まぁ別になんでもいいけどさ〜ツンツン・ロリモーチルはさ〜・・」
「ちょっとっ!待ちなさいよ!何よソレ!?」
「お前のアダ名に決まってるだろ?わからなかったの?バッカじゃないの?」
「後半マネしないでよっ!!」
からかい甲斐のあるロリっ娘だなぁ

「あ〜・・ツンツンロリ・モーチルが嫌ならチビッ娘なんてどうよ?」
「〜〜〜むっきぃぃ〜〜〜!!アンタなんかっアンタなんかぁあっ!!」

バチィバチバチッ
「えっおいおいっ!デンゲキ!?ちょっと待てよ?もちつけっ!もちつけってっ!!頼むからっ!」
「これでもくらえーーーーー」
そう言って天高く掲げた手を振り下ろす

青白い雷撃が明を襲った
ピシャーッ!!
ドゴーン!

「ごあぁああーーーーっ青いイナズマがぁーーーボクを責めるーーーーーっ!!」
「おにいちゃーーーんっ!?」

俺がカミナリサマ(アフロ)になっても兄としてみてくれよな、歩・・・
バタリ・・・・
俺はモーチルからの雷撃をくらい倒れた・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「くぁ〜〜まだバチバチしてるせいか、髪が上がったまんまかよ〜〜」
雷撃をくらって1時間未満なのだが・・・結構時間はたってる・・・まぁアフロだけは避けれただけ良しとしよう・・・
なごりの静電気で髪が重力に逆らった状態になっている・・・
俺は何時間かくたばった後、宿屋近くにあるベンチに座っていた、そこからは宿屋が見える、しかも、イチゴのショートケーキをおいしそうに食べているロリロリも見えた・・・その顔はとても幸せそうだ・・・

「あっ目付き悪男っこんな所に居たんだ・・・ってププッ何その頭っ〜アハハッ」
そこに俺の髪を逆立てた張本人(モーチル)が宿屋の入り口から現れた、しかも会うなり失礼な事を言いながら・・・本来なら怒っている所だが、モーチルのカワイイ笑顔が見れたので怒る気持ちはどこか夜の彼方へ消えた・・・

「よぉっモー娘、夜のお散歩か?」
「何よっ!そのモーコって!・・・まぁいいけどっそれより、アンタ晩御飯食べ損ねたんでしょ?」
そりゃお前のせぃだろがっ!って言いたい所だが、それじゃぁ大人気ないよなぁ・・・

「ああ・・・ツンツンした赤毛娘に刺激的な魔法をくらっちまってな、魔法は喰らっても、メシは見事に食い損ねたぜ」
「あぁ、あのカワイイ〜娘にでしょ?良かったじゃないっアンタみたいなバカでも相手にしてあげたんだからっ!」
・・・・新手の脅迫か?

「はぁ・・・んで、何?」
俺はため息まじりに『ご用件は何ですか?』とモー娘に聞いた

「別にチルはアンタに用はないわよっ」
「・・んじゃぁ何だよ?」
「んっ・・・コレ」
そう言ってモー娘は皿にのってる白色と茶色が8:2(10最大)の割合で混ざったケーキを皿ごと俺に手渡した、

「・・・何コレ?」
「チョコレートケーキよっ見ればわかるでしょっ!」
「やけに白いんだけど?コレ・・・はっ!まさかドラッグ!?(麻薬)」
「そんなワケないでしょっ!!それは砂糖よっ」
砂糖かよっ!ドラッグ並みにダメージでけぇよっ!
つ〜か・・・これって遠まわしに・・・

「あ〜・・糖尿病になって俺に死ねって言いたいのか?」
「違うわよっ!もうっ黙ってっ!食べなさいっ餞別なんだからっ」
「あ?餞別?・・・誰からの?」
「えっあぁとソレは〜アイツよっ!アイツっ!あのポケポケロリっ娘からよっ!」
「お前がロリっ娘言うな」
「まぁ、そういう事よっ!うん、そういう事っ!わっ私はアイツに頼まれたからアンタに渡しただけっ!そんだけよっ!そんだけなんだからっ」
なんか偉い動揺してないか?コイツ?

「おう、んじゃぁありがとうなモー娘、おいしく頂いておくわ」
そう言って俺は一口食べた・・・・
めっさクソ甘い・・・つ〜か全部食おうと思ったら命がけだな

「うんうん、そうしなさいっソレ結構おいしいんだからっ」
こんなクソ甘いお菓子をおいしいかよ・・・どんだけ甘い物好きなんだよ?コイツ・・・
アレか?オカシ食い過ぎてオカシくなったんじゃねぇのか?頭が

「じゃぁねっおやすみっ!」
そう言うと今まで見せた事のないカワイイ笑顔でアイサツすると宿屋の中へと入っていった・・・

「・・・ロリもいいな・・・」
俺はヘタしたら犯罪者になりかねない独り言をつぶやいた・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「よぉ、ロリロリ、あのケーキ甘すぎだったぜっ!」
俺は餞別ケーキを決死の覚悟で食べ終え宿屋に入ると水浴びを終え、部屋へと戻るロリロリに話しかけた

「?」
ロリロリは首を可愛くかしげて見せた、頭上には『?』マークが出ててもおかしくないジャスチャーだ

「いや、餞別にくれただろ?あのチョコレートケーキだよ」
「・・・ケーキ?・・・餞別?・・・知らない・・・」
ロリロリは首を左右に交互にかしげながら答えた

「あ?ロリロリがくれたんじゃないのか?アレ?」
「・・・知らない・・・」
ロリロリが知らないって事は・・・

「モーチル自身が用意してくれた餞別だったという事か?」
「・・・?」
「いや、何でもねぇ、悪ぃなっワケわかんねぇ事聞いてしまって」
「・・・?」
「まぁ・・・んじゃぁな〜ロリロリ、イイ夢見ろよっ?おやすみっ!」
俺はそう言ってひたすら首をかしげているロリロリの頭をなでた後、まったり眠る事にした・・・

次の日・・・・・・

「おっそ〜〜いっ!遅いわよっ!ねぼすけっ!」
寝坊して宿屋を出て背伸びしている俺の背後にモーチルの怒声が飛んできた

「よぉっツンデレッ!そしてロリロリっ妹ぅイイ夢見れたか?」
俺は背後にいる仲間達にアイサツしてやった

「何よっそのツンデレってっ!」
「お前の性格そのものさ、お似合いだろ?」
「はぁ?・・・・まぁいいわっじゃぁ行きましょうっコンパスが指す方向へっ」
ちょっと待てっ!ソレって・・・
「お前も異世界人で魔王しばきに行くメンバーの一人だったのかよっ!?」
「うん、そうだよ〜お兄ちゃん気づかなかったの?」
そう言われて俺はツンデレ(モーチル)の首を見てみた、確かに俺達と同じ首輪を付けている・・・そこから嫌〜な事を思い出した

「昨日の雷撃ってもしや・・・」
「ふふんってんけーえいゆーしょーかんきの力よっ!」
『−』多いせいか、ロリを感じる・・・いや、実際ロリなんだけどさ

「ふ〜んソレで魔法って奴を使えるようになったのか」
「まぁ、別にてんけーえいゆーしょーかんきがなくてもアレぐらいの魔法初めから発動できたんだからっつまりっ私はエリート魔法使いなのよっ」
そう言って偉そうなポースをとる自称エリート魔法使いなツンデレ

「へぇ〜じゃぁ初めから『魔法少女マジカルちるるん』だったわけだ」
「お兄ちゃん・・・ソレなんのアニメ?」
妹よ、それについては俺も知らん

「何ソレ!?まぁ、それについてはもうどーでもいいわっと・に・か・くそーいう事だから、アンタ達に同行してあげるっ」
同行してあげる・・・ねぇ・・・偉そうに・・・

「そりゃぁどうも、自称エリートマジカルさんに同行して頂けて光栄ですぜ」
「・・・アンタホントーにそう思ってないでしょっそれに自称って言うなっ」
「心を読む魔法でも使ったのか?嘘だとばれない自信あったんだけどな」
「・・・自称じゃないって事・・・体に刻まれたいの?」
バチバチバチィッ

「じょっ冗談だよっんなことよりさっさと行こうぜっ!」
俺は危険を察知し、コンパスの赤い矢印が指す方へ逃げるように走って行った


続く



マイナーかもしれないネタ説明

カミナリサマ
ドリフのコントであったネタです、ブーさんなら緑のアフロに黄色いツノに緑のシャツとズボン、そして虎ガラのパンツを履いてます。

メンテ
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