icon ダコタ・ハウス

日時: 2007/12/08 16:34
名前: CROBA
情報: softbank221031145131.bbtec.net

【はじめに】

このスレッドは
和尚・赤山なん・クリス・黒猫・桜姫りる(敬称略)の5人によって運営される、
軽音楽部を題材とした恋愛小説のリレースレッドです。


【メンバー紹介(五十音順)】

●赤山なん

どーも。「ハッピーエンドで終わる唄」筆者「赤山なん」です。
やるからには全力ですぜ。
それでは以後よろしくお願いします。


●桜姫りる

バンド名とかの理由で、ここでは桜姫で活動しときます。

●和尚

我頑張目指面白小説


●クリス

SPRING×SPRING執筆中のクリスという者です。
リアルVo&Guなんで極力被らないように経験を活かしたいと思います(^^;)


●黒猫

ご自由にお書き下さい★


【ローテーションの法則】

・赤山なん→桜姫りる→和尚→黒猫→クリス
・一週間(7日)更新しなかった場合、その人を飛ばして次の人に
※クリスさんは諸事情により、7日ルールを過ぎてもスキップされません
※その他のメンバーについても、例外は有り得ます。


【登場人物紹介】

相澤 志保〔あいざわ しほ〕 (18、♀) **桜姫りる**

自分から口を開くことが少ない、冷めた感じの一回生。
軽音楽部所属。
成績は優秀……らしい。結構謎のある人物。

新堂 美由紀〔しんどう みゆき〕 (19、♀)  **赤山なん**

周囲にツンツンした印象を与えているニ回生。
で、ありながら心の内は……

日下 圭介〔くさか けいすけ〕(18、♂) **和尚**

オタク。根暗。ギター。
長身痩躯。黒髪長髪。成績は聞かないでやってほしい。でも意外といいのかもしれない。

楠真央〔くすのき まお〕(20、♀) **クリス**

二回生だが一浪のため、同期でも姉のような存在。
純に歌が好きで作詞も趣味の一つ。そのせいか言葉の使い方が巧い。

我那覇 良〔がなは りょう〕(?、♂) 

ベースを担当する二回生。ノリが軽くて気さくなキャラだが
軟派な一面も。


【目次】

一巡目 >>1-5
二巡目 >>6-9
三巡目 >>10-14
四巡目 >>15-18
五巡目 >>19-23
六巡目 >>24-


【更新履歴】

09月05日:更新開始
09月16日:クリスさん参戦
10月26日:目次作成
11月28日:私信欄更新
04月20日:黒猫さん参戦

【メンバーの私信欄】

今回、和尚さんが事情により書けないので、スキップして黒猫さんお願いします。

**'07/12/08 By桜姫**


* 次の更新は【黒猫】です(敬称略) *
メンテ

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二つの心【不達の心】( No.1 )

日時: 2006/09/27 22:48
名前: 赤山なん
情報: flh1adk120.kyt.mesh.ad.jp

第一話:



LAMP OF BIRD、英単語3つで構成された名前を持つメジャーバンド
が存在する。同級生男四人。ロックバンドに分類される。愛称、LAMP。
音楽性としては、屈託が無くてキャッチーなメロディーが特徴。
それらの前向きな曲は特に若年層に受けが良い。嫌いになるような人は例外だ。

その例外になることなく、女性の大学ニ回生、【新堂 美由紀】(しんどう みゆき)も
LAMP OF BIRDを愛好した。というより、彼女自身の趣向にこのバンド
の音楽性が一致したらしく、どんなミュージシャンよりも好んだ。
いわゆる、大ファンということになる。

……で、ありながら。

正味、ツンツンとした冷徹な正確をした美由紀が、ハートフルな音楽性を持つ
LAMP OF BIRDを好むということは、周囲の人間は意外に思い、
どうにも腑に落ちない気分になるらしい。美由紀はそれを不快に思っている。
そして。
「あれ? 新堂ってLAMPが好きだったのか。なんか意外だな」
今日という日の放課後の談話室でも、同じクラスの男子にその事を知られて
きょとんとした表情をされてしまった。

「……何か悪い?」
極めてツン、とした態度で、美由紀は男子に返答した。
「え? い、いや、悪くはないけど」
気の弱い男子は、美由紀に圧倒されてしまった挙句、ちぐはぐな返答をするしかなかった。
当然である。ストレートの黒髪、端正な顔立ちでありながら少々鋭い目をしている彼女。
ひんやりとした表情でさっぱりとそう言われれば、誰だってたじろぐことだろう。

「ん、ん、んでさ、それで、今日は暇? 暇なら一緒に何処か遊びに行かない?」
既に気圧されてしまった男子は、半ば引け腰でそう言った。
彼女の返答は決まっている。


「部活あるから、無理」
「……そうですか」

幾分後。

あの後、あの男子が、あの断り方を受けてどうなったかなど美由紀はまるで考えていない。
どちらにしろ、部活、軽音楽部の活動があるのは本当であり、さらに今日は
出来る限り参加しなければいけないのだ。
やや少人数化が進む軽音楽部。絶滅即ち廃部を免れるためにも、人数が揃うことは
とても嬉しいことだった。

4月14日。新入部生が一斉集合する日だ。

当然これとあの男子との遊び、どちらの方が重要なのかといえば前者になる。
だから、男子の向かった下駄箱とは逆方向にある軽音楽部の部室へと美由紀は向かった。

いつもどおり、部室への扉を開く。
既に、他の部員がいた。
そしてその傍ら、見慣れない人間がいた。

新入生がいた。





=====
あとがき。
相澤志保さんと絡ませる予定でしたが、両方の特性が似通ってるため、
しょーもない男子を出して美由紀のツンさをアピるだけにしました。
一応、展開を確定させてしまいましたが、
他の参加者様、時間軸的に↑で美由紀がごにょごにょやってる時
その頃他の部員は何してたかとか考えるもよし、
部室からの続きを書くもよしですいや俺そんな偉そうなこと
言えないけど。

とりあえず、何か要求あればいつだて対応します。
メンテ

はじまりのうた( No.2 )

日時: 2006/09/05 18:25
名前: 桜姫りる
参照: http://o6c6o.blog.shinobi.jp/
情報: softbank221031145131.bbtec.net



第二話


「ねえ、相澤さんは部活、何にした?」

 後ろの席の女子にそう訊ねられて、彼女は振り向いた。

「ん……軽音楽」

 たったそれだけ言って、彼女はまた前を向き直し、本を手に取った。
 冷たい、というよりも他人に無関心なのか。

 それ以上質問するなと言いたげな態度に、質問者は驚いた顔をしつつ口をつぐんだ。
 かなり整った顔立ちに、赤みの掛かった茶髪をのせ、ひたすら本を読み続ける少女。
 この少女――相澤 志保はそれから数分後、軽音楽の部室に行くまでずっと本を読んでいたのであった。


 *   *   *


 カチャ、

「初めまして」

 志保が部室のドアを開け、閉め、その間約三秒。
 しかしその間に部室に居た先輩だと思われる男女(特に男子)は息を呑んだ。
 その少女が美女だったこともあるが、それ以上に何か、新入生にしては欠けたようなところがあるというか。

「えっと、君は……」 
「入部希望の一回生、相澤 志保と言います。よろしくお願いします」
「あ、こちらこそよろしく……」

 そんな、しどろもどろな先輩と冷静な後輩のやりとりの最中、またドアが開いた。
 今度は新入生ではなく、志保以外の部員では見慣れた存在。

 彼女の名は新堂 美由紀。


 **あとがき**
志保登場。
時間設定は美由紀ちゃんが登場するちょっと前に志保が部室に姿を見せる、ということで。
そういえば、志保って楽器何になるんでしょうか?決めてませんよね。汗

ではでは、何かあればチャットやブログにて報告お願い致します。
メンテ

似非アンダードッグ( No.3 )

日時: 2007/03/30 09:42
名前: 和尚 ◆ZbYYEnDztE  <shoutbravo@hotmail.co.jp>
参照: http://d.hatena.ne.jp/mach-3-wheeler/
情報: 218.231.73.250.eo.eaccess.ne.jp

日下圭介は所謂オタクだ。
冒頭から言い切ってしまったが、彼がオタクになるまでにはそれなりに段階があった。
小学生の頃から、クラスの中では目立つほうではなかった。休み時間の過ごし方も、皆と騒ぐより、睡眠か、読書か、窓際族。ここまでは“一般人”だった。
だが、中学生になり、夜更かしを覚えてから日下の生活は激変する。深夜アニメの所為だ。規制が緩い深夜枠ではアレやらナニやらが(寸止めであるパターンが多いが)よく登場する。これが中学生のニーズにぴったり合った。日下はのめりこんだ。
同時に、そのころ家にパソコンが導入されたのもいけなかった。めくるめくインターネットの世界で、日下は日々オタク知識を探し、咀嚼し、吸収していった。もう止まらなかった。
そこから高校生まではノンストップでオタクらしくなっていった。大きなイベントに必ず顔を出し、好きな声優のラジオは欠かさず聴く。高三、受験生の冬に、欲しいグッズのために徹夜で並んだこともある。

ではなぜ、そんなオタクの日下の痩せたなで肩に、およそ似合わぬ黒いギターケースが担がれているのか?

日下が高校生のとき――日下の好きなキャラがアニメの中でギターをやっていた。ネットの「超絶動画集」でゲームの音楽をギターを使い超絶テクで高速演奏する動画を見た。洋楽ネタが頻繁に作中に登場するマンガを呼んで、洋楽オタクになった。暇だったのでネットでPVを見まくった。別の好きなアニメでまたギターを演奏する良キャラが出てきた。たまたま家に兄貴が買ってきて二週間で諦めたギターと教本があった。
たぶん以上に挙げた理由の
うちのどれかだろう。友達も居なかったので時間だけはあった。のめりこんだ。

さて、そんな日下も今春から大学生だ。今日も母親が買ってきた薄い水色の花柄のシャツのすそを、量販店で1830円で買ったジーンズ(背が伸びてしまい丈がちょっと短い)にぴったり入れてキャンパス内を猫背で歩く。いよいよギターケースが似合わない。

そして、あっちにうろうろ、こっちにうろうろ、日下は迷っているようだった。しかし人に道を聞くことはしない。人見知りというか、会話に慣れていなかった。オタクの中でも根暗な方であった。

春の陽気の中で整然と並ぶ並木道のキャンパスロードとは場違いに迷い続ける日下だったが、目的地だけはしっかりと決めていた。

高校のときは人と接するのが怖くて入れなかった。軽音楽部。軽音に入れば――もしかしたら――この性格を少しは変えられるかもしれない、という上昇志向があったのかはわからないが、とにかく彼が今ハマっているアニメソングを演奏するにはギター以外のパートが不可欠だったのである。






・あとがき
とうとうとオタクキャラを紹介するだけで終わりましたね!まったくゴミのようだ
次の人、日下君の道案内でもしてやって頑張ってうまく纏めてください(逃げやがった
メンテ

Re: ダコタ・ハウス( No.4 )

日時: 2006/09/17 20:28
名前: ダークスマイル
情報: eatkyo019246.adsl.ppp.infoweb.ne.jp

ある大学のサークルの軽音楽に一人の男がいたとしよう。
彼にはあらゆる才能で満ち溢れる、天才かつ努力の結晶で出来た、人一倍優れた能力を持つ人間であり、様々な試練をこなしていく実力者なのだ。
彼には、瞬発力、持久力、すべての運動能力が優れていて、いつも他のサークルからは引っ張り凧で女子からもモテモテだ。
「売れっ子でごめんね。」それが彼の口癖。その彼とは!――
実は俺のことー
一瞬、地が氷になった。
「ウザイ!五月蝿いよナルシスト!」
きんもーっ☆、死ね、もう行こう
雲で濁った空にどす黒い太陽が出てきた。それは女子の集団がバラバラになり、そこから1人の男が出てきたことと限りなく似ている。
彼の名前は、我那覇 良。ふりがなをふると「がなは りょう」だ。
そんな彼は今、入学シーズンに新入生を狙ってサークルの紹介をしていた。
と言っても、これでは入ってくれる人はいなそうだが。
本当の彼は運動神経はまあまあ。勉強もまあまあ。女子の好感度は…言わないほうがマイナスにはならないだろう。
そんなこんなで、普通の人間ではあるのだけれど、努力は人一倍するのは本当のことだ。
小学校、中学校、高校では部活に入っては、辞めては、の繰り返しだった。それも全て運動部。
大学では、なぜかそんなプライドを捨て、軽音楽に入った。今は19歳だ。
彼はベースjの音を正確に捉えることが出来る
おかげで彼は飽きないでサークルを続けている。
でも、どうやら新入生を捕らえることには飽きていた。
「はぁ〜。腹減ったな」
彼はボソッと口をとがらせた




*

・あとがき
もうダメポ
メンテ

桜色のチケット( No.5 )

日時: 2006/09/28 15:26
名前: クリス
参照: http://crystals.blog.shinobi.jp
情報: wtl7sgts51.jp-t.ne.jp

 高校から大学に進むにおいて、広がる世界が惑わせる具体物の一つに、サークル活動がある。
学部毎の連盟に加わり、日夜励む体育会系。趣味を互いに分かち合う文化系。本気で勉学へ勤しむための学術系。遊びやレジャーを掲げたエトセトラ。
 一浪二回生で三月に大人の仲間入りする事になった楠真央は、軽音楽部の所属だ。現在は四月五日、新入生オリエンテーションを終えた頃合。彼女は、念願のキャンパスロードを練り歩く六・七人の女子に、部活ちらしを手渡していた。自分のノルマにはまだ八・九十枚といったところだろうか。
 大袈裟ではない。ちらしなど新入生にとっては切っ掛けでしかないのだ。去年の今日、一体何枚のちらしを掴まされたか。あの時の印象が薄れていなければ、全生徒に一枚ぐらい渡したくもなる。

 その様、見頃は一瞬、散れば忘れ去られる桜の花びらのごとし。

 こうして、女子の集団も受け取っては去って行く。音楽に興味ある? と訊いて、良い答えが貰えたが、果たしてそれが軽音楽に向くかどうか。文化系の音楽サークルと言っても、管弦楽やギターアンサンブル、合唱、ジャズ、趣向は外れるがダンス部なんて物もある。
 沢山入ってくれるといいな。そんな期待を込めて真央は『花の種』を渡し続けた。



 桜の花はそこそこ散ってしまった。
「四月十四日、第三部室棟・軽音楽部の部室にて、新入生歓迎会。お菓子と生演奏付きっ」
 真央は、手元にあったちらしの清書を音読した。講義は全て終え、来たる放課。真央は集っている新入生に逢うため部室楝へと向かう。
 第三部室楝、砕いて言えば音楽部の活動場。他の部室とは離してあるのだ。
 掛け声が聞こえて来る。体育会系はもう、新入生を加えて活動を始めている。
 誰も側にいないのに楽しげな笑みを浮かべ、真央は両手に提げた袋を揺らした。
 その視線の先に見えた物は――
「――あれ?」

 相変わらず日下は道に迷っていた。いつも必要外の道を通らなかったせいで、肝心の第三部室楝がどこにあるのかわからない。ちらしには地図があったのだが。
 参った。こんな場所でもたもたしてはいられない。
 体育会系の声が耳に届く。
(この辺りじゃなさそうか?)

 ギターケースを背負って辺りを見回してる長身の少年がいる。
 あれは見るからにエレキで、真央は部内にそのような人間像を知らない。
(んふふ、見逃さずにはいられないよね)

「こんにちは、ギター君!」

 背後から唐突に声を掛けられて日下は振り向きながらもぎょっとした。
 染色に無理を感じさせないしっとりとしたブラウンで跳ねを持つショートヘアの女性が、見上げるようにしていた。
 驚いたのは、身長差が二十センチほどあるのも原因だろうが、見下ろすような近距離だったことか。
「ギターやってるんだよね、今日は軽音楽部〔うち〕で新歓やるんだけど知ってた?」
 日下は硬直しながらも、彼女の片方の手提がお菓子で一杯になっているのに気付いた。
「あ、はい……けど大学って広くて」
「そう、地図書いたけど役に立たなかったかな」
 すねたように視線を逸らされた。書いた本人だったのか。
「いや、その、実は紙を無くしてしまって」
「あ、そうなんだ。良かったー」
 ぱっと表情が明るくなる。と思ったら今度はお菓子が入っていない方のバッグをまさぐっている。
「凄い偶然、一枚だけ残ってるんだよ、あの紙」
 それを見ていると、年上なのに、子猫みたいな人だ、と日下は何となく思った。
「楠真央」
 名刺のように印刷物でないちらしを手渡し、目は真っ直ぐに日下を見ている。
 自己紹介したのだ。
「日下、圭介です」
 気恥ずかしくなるくらい面を向けて自己紹介したのは、一体いつ以来だったかと日下は思った。真央はキャンパスロードの先を向いて歩き出す。案内してくれるらしい。
「くさか君はどんな音楽が好きなの?」
 訊かれて、日下は返答に迷った。素直にアニソンだなんて言って引かれやしないだろうか。だから、趣向を都合良く飾り付ける。
「あ……、テレビ番組で使われる曲とかが」
 真央は瞬き三つ。日下は内心で思い至った。今のはアーティストを答えるべきだったのだ。話は通るがこれでは極論、演歌が好きと言って吹奏楽に殴り込んだようなものか。アニソンばかりを意識した故のコミュニケーション不全――
「わかるわかる! ドラマとかで流れるとつい歌いたくなるよね」
 しっかり筋は通ってしまった。
「そっ……すね」
 捉え方が歪曲したために、釈然としていないのは確か。だが、成り行きが満更でも無いのも確かだった。
「で、ドラマだったらどんなのが好き? プロミス?」
 ひとまず、初対面での失態は避けられたらしい。真央の勘違いに日下はそっと胸を撫で下ろ
「意外と列車男とか?」
 ……実はバレバレなのかもしれない。日下は変に思われないよう、ちらしの内容へ目を落とすふりをして、真央の背中の後を追うのだった。何やら居心地が悪い。つっかえは取れているのに。透き通る息苦しさなど、日下にとっては初めてだったのだ。



後書き

ケータイから送信しています。相当長くなりましたが、日下君を案内しないといけないので致し方ない。
メンバーの皆様、遅くなってゴメンナサイ(r(。_ _)。ペコッ
メンテ
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